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2016.02.10
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カテゴリ:旅行
というわけで、大渓老茶廠へやってきました。

大渓老茶廠外観




<大渓老茶廠とは>
こちらは元々、日本統治時代の1926年に、三井合名会社が作った角板山工場です。
三井というよりも、日東紅茶というブランドの方がピンときますね。

かつては輸出用紅茶を主に生産していて、最盛期には年間約600トンの紅茶を作っていたそうです。

戦後は政府直轄の台湾茶業公司、そこが民営化された台湾農林の手に渡って生産が続けられました。
が、1956年に火災が発生。1959年に再建したものの、その後は国際市場の動向などもあり、生産量は減少。ついに1995年に、生産を停止しました。

しかし、2010年に観光施設として生まれ変わり、今日に至るとのことです。

火災に遭ったとはいえ、再建の際には総統・蒋介石の要請で当時の構造を忠実に再現したとのことです。
観光施設へのリニューアルによって、新しい建築と当時の建築が入り交じった面白い建物となっています。


入口を入ると、お茶の販売コーナーになっています。

販売コーナー


缶のデザインもいい感じ


コンクリート打ちっ放しの空間に、美しくデザインされたお茶の缶が整然と並んでいる姿は、なかなか格好いいです(^^)
照明なども吊り下げライトになっていて、モダンな空間ですね。

順路としては、2階→1階と回るのが正解のようなので、レジカウンター奥にある通路から、2階へ上がってみます。
1階にはカフェもあって、簡単なランチもとれるようです。


<2階は発酵を考えた機能的な作り>

2階の多くは室内萎凋の場所になっています。

室内萎凋区


木を組んで作った高い天井になっています。

木を組んだつくり


天井が高いのはイギリス式なんだそうです。
このフロア、紅茶の命である発酵を左右する、萎凋を行っている場所です。
それだけに、特に空気の流れには、ものすごく工夫がされているようです。

このような大型の換気扇がいくつもあったり、

大型の換気扇


1階の機械(乾燥機)から発せられる熱を上手に活かすため、大きな空気穴が設けられていたり。

1回に繋がる大きな穴が


窓は空気を取り入れやすいよう、90度回転する開口部の大きい作りになっていたり。
 
窓は90度回転する


この窓は日本スタイルだそうです。
そういえば、昔の木造校舎の窓っぽいですねw

ヒノキで作った萎凋棚


萎凋棚の棚はヒノキで作られていました。

奥の方の空間には台湾のお茶の品種の紹介があったり、当時の電気工事図面なども展示されています。

非常に機能的なつくりになっているのですが、それゆえの機能美を感じられるステキな空間です。

画になりますね


しばらく見学をしてから、バルコニーに出てみました。

バルコニーに出てみました


なんとなく懐かしさを感じる佇まいですね。
もっとも、こうした古い部分と新しい部分が組み合わされている感じです。

中庭には池も


中庭の池はこんな感じですし、カフェコーナーなどはガラス面の多いスタイリッシュなものになっています。

窓ガラスの所は喫茶コーナーでランチも食べられます


<1階には古い機械や日本時代の展示物も>

続いて、1階の展示コーナーへ。
こちらには昔工場で使われていた古い機械が展示されています。

パッキングマシーンだそうです。メカメカしい!


こちらはパッキングマシーンだそうです。
歯車がたくさん付いていて、実にメカメカしいつくりです。

風の力で選別する機械


農家の孫的には、唐箕(とうみ)だ!と思いましたが、原理は一緒ですね。
風の力でお茶を選別する機械だそうです。軽いものほど遠くに飛んでいくわけです。

大きな機械があちこちに


こちらはお茶の切断機械だそうです。

こうした機械があちこちに置いてあります。
当時としては機械をたくさん導入した、最新鋭の工場だったことを偲ばせます。
年産約600トンというのは伊達ではないです。

また、当時の工場の写真があったり、

写真の展示も


昭和十九年度と書いてある、日本時代の資料なども展示されています。

日本時代の資料も


ちなみに三井合名が最初に台湾に進出したときは、このような出張所から始まり、

最初の台北事務所


次々と工場を作っていきました。
こちらの工場は大正十五年に作られたのですね。

こちらがこの工場ですね


三井は、いくつもの場所に工場を作って、様々なお茶を生産していたようですが、輸出用の紅茶はここが主に担っていたようです。

日本にせよ台湾にせよ、特段資源はない国です。
なので、こうして一生懸命、外貨を稼いでいたことが分かりますね。

と同時に、当時の日本は、紅茶作りにかなりの技術を持っていたことが分かります。
これをもう一度復活させたら、国産紅茶も面白いのに、と思いました。


なお、こちらではすぐ近くに茶園はないのですが、台湾農林は少し離れたところでお茶を栽培しており、ここで実際に製茶も行っているそうです。
その区画はこんな感じでした。

現役で使われている製茶コーナーはこちら


ここの販売コーナーに並んでいる有機の緑茶や紅茶などが、その商品のようです。
コスト的には海外産には敵わないので、特色のあるお茶に絞って生産しているようです。


<有機のお茶が主力>
ぐるっと工場を回ってきまして、販売コーナーに戻ります。
ゆっくり見ても1時間弱ですね。

お茶は紅茶と緑茶もあります


お茶の品揃え的には、有機の紅茶と緑茶が主軸のようです。
この他、伝統的なパッケージを復刻したと思われる、どことなく懐かしいスタイルのお茶も。

ここは建物もそうですが、缶のデザインもスタイリッシュになっていて、デザイナーさんがキチッとデザインコンセプトを詰めて作っている感じがします。
ここを持っている台湾農林は、大きな会社なので、このへんはさすがですよね。
#術中に見事にはまりまして、お茶を4種類ほど買ってきましたw


なお、販売コーナーの中にも、色々な機械が置いてあります。

蒸し製の殺青機だそうです


望月式揉捻機


こういうのが置いてあっても、違和感が無く、オブジェのように溶け込んでいます。


気になったのが、なぜかプーアル茶推しなところですね。

なぜかプーアル茶がたくさん


こんな、プーアル茶の壁みたいなのもありましたし、

なぜ試飲のお茶がプーアル茶...


自由に試飲できるお茶がなぜかプーアル茶…


そこは紅茶じゃないんかーい


と突っ込みを入れたくなりました(笑)


おそらく、中茶の台湾の代理店になっているんでしょうね。
大手の会社はお付き合いも色々大変ですw


<日本統治時代の台湾茶を知りたい方にオススメ>

大渓老茶廠は、日本統治時代のお茶づくりや歴史に興味のある方には面白いところだと思います。
見学は大体1時間~1時間半程度で見終わると思いますので、好行バスで訪れるには便利かと。
もう1時間ぐらい足して、カフェコーナーでお茶を飲んだり、ランチをとるのも良いかもしれません。

ただ、その場合は早めに行った方が良いと思います。
朝一番はさすがにガラガラでしたが、11時頃には、かなりお客さんが増えてきていたので、休日のランチは争奪戦になるかも、と思いました。

残念ながら茶畑は見られませんが、大渓の古い建物巡りと併せて回ると、とても良い観光コースになりそうですね。


大渓老茶廠
住所:桃園市大溪區新峰里1鄰 復興路二段732巷80號
営業:10:00~17:00(1日に3回ほど、スタッフの方が工場を案内してくれるそうです)
休み:無休 …のようですが年末年始、春節期間などは確認した方が良いかも
アクセス:台湾好行バス・大渓老茶廠バス停下車 徒歩2分(休日のみ)
     大渓バスターミナルから復興行きに乗り水流東バス停下車 徒歩2分
http://www.daxitea.com/



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Last updated  2016.02.11 12:07:04
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