「歩きつなぎの旅」の記録

2007/03/20(火)16:32

【関東外周山つなぎの旅39日目】二度上峠(群馬県長野原町)→須賀尾(群馬県東吾妻町)

(完結)関東外周山つなぎの旅(148)

2007年03月18日(日)曇時々晴 05:00起床。コンビニおにぎりとお茶で朝食を済ませ、06:20「ヴィラ北軽井沢エルウィング」を出発する。二度上峠まで9km、路線バスは当然ない。歩けば2時間、ヒッチハイクするつもりである。 ちらちら雪の舞う県道54号線を歩きだす。日曜の早朝に車が少ないのは予想していたが、全然来ない。稀に通る車も止まってくれない。ようやく4台目の乗用車に乗せてもらえたのは07:40、すでに7km歩いてしまっている。07:45今日の起点・二度上峠(1390m)着。 浅間隠山(あさまがくしやま)の登山口は、峠から倉渕側へ10分下った地点。車が1台停まっていて、ハイカーがひとり出発準備をしている。挨拶を交わし、こちらが先に登り始める。登山道はハッキりしていて、道標も各所に設置されている。かなり積雪のある場所もあるが、アイゼンを使うほどでもない。 急登でひと汗かいて、09:00浅間隠山頂上(1757m)。ぐるり360度の眺望、周囲の山の尾根に登山道が白く延びるのが見える。風は強くなくても氷点下5度、じっとしていると寒さが身に応える。下山に備えてスパッツとアイゼンを装着していると、登山口にいたハイカーも現れる。 下山ルートは北斜面、新雪でトレースが全く分からなくなっている。木の枝に付けられた目印テープを頼りに、足場を確認しながら急斜面を下降する。迷ったとしても自分のトレースをたどって戻れば何とかなるのだろうが、なるべくなら計画通りのルートで下山したい。 急斜面を下り切ってルートが緩やかに変わると、積雪の下のトレースが判別できるようになる。しばらく進むと「吾妻町観光協会」設置の道標、「頂上へ0.7km、登山口へ2.9km」とある・・・もう大丈夫だろう。 主脈尾根鞍部からシャクナゲ尾根に移る。名前は「シャクナゲ尾根」だが石楠花が群生しているようには見えない。尾根を下り切ると温川(ぬるかわ)につながる沢、ここでようやくアイゼンを外す。沢伝いにルートをたどり、10:35案内板のある登山口に着く。ここからは水無林道・須賀尾林道を歩く。 11:30今日の終点・須賀尾に到着、国道406号線が通る浅間隠温泉郷である。12:05発高崎方面行きの路線バスもあるが、逆方向のJR吾妻線長野原草津口駅へのヒッチハイクを試みる・・・交通量が少なく、上手くいかない。諦めてバスにしようかと考えだした11:55、やっと乗用車に拾ってもらう。 須賀尾峠を越えて20分で長野原草津口駅、次の電車まで1時間弱ある。菓子パンと紅茶で昼食、13:12発の電車で帰途に就く。 二度上峠→須賀尾:12.3km

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