「歩きつなぎの旅」の記録

2008/10/28(火)15:18

【関東外周山つなぎの旅58日目】常陸多賀駅(茨城県日立市)→額田駅(茨城県那珂市)

(完結)関東外周山つなぎの旅(148)

2008年10月25日(土)曇 07:27JR常磐線常陸多賀駅着、前回の続きを歩き始める。天気予報では晴れると言っていたのに、空一面灰色の雲。これから晴れてくるのだろうか・・・。国道6号線を越え、街を外れる。 平地から谷筋に入ると、急に寂しい林道に変わる。谷を跨ぐ常磐道の下を通り、更に奥へ進む。道が未舗装になり、通行止めゲート。車3台と数人のおじさん、これからキノコ採りのようだ。尾根まで上がれば山道があるはずだが、なかなか見つからない。どこかで見落としたのかと不安になるころ、08:25「←風神山 高鈴山→」の道標に着く。 ハイキングコースを風神山へ向かう。標高250m前後の尾根を登降する山道だが、雑木林に遮られて展望は全く得られない。道標のない枝道・巻き道が多く、勘を頼りに進路を選ぶ。半ばを過ぎる辺りから軽装のハイカーがちらほら、地元のひと達が気軽に来るコースらしい。 09:25風神山(242m)、東屋でひと休み。天気は相変わらず曇、ここも展望なし。風の袋を背負った漫画チックな「風神の碑」をデジカメに収める。下りは舗装路、国道6号線に出る。 国土地理院5万分の1地形図では、この辺りに日立電鉄線が載っている。そういう路線があること自体今回はじめて知ったのだが、すでに2005年の廃線。かつて踏切のあった場所を通ると、レールを取り払われた跡地に雑草が伸び、そういう路線の存在したことさえ地図がなければ分からなくなっている。 稲刈りの済んだ田圃の一本道、垣根にぶら下がったカラスウリは鮮やかなオレンジ色に。11:00里川と久慈川、ふたつ続けて沈下橋を渡る。前日の雨で水嵩が増し、水は濁って黄土色。何が釣れるのか知らないが、里川には釣り人が竿を並べる。 予定より1本早い便に間に合いそう、足を早める。12:00今日の終点・水郡線額田駅に到着。昼食のパンを紅茶で掻き込む。12:09発の電車で帰途に就く。天気予報は大はずれ、青空は一度も顔を見せなかった。 常陸多賀駅→額田駅:22.7km

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