2010/09/26(日)09:43
【中南米の旅 32日目(その2)】
19XX年03月14日(水) その2
国境の手前でワンボックスを降りる。Per? 側の建物で出国手続を済ませ、国境を示す白黒バーを越える。
Bolivia 側の入国手続では、入国スタンプの他に ' POLICIA MILITAR ' (憲兵)のスタンプも押される。
Puno から同じワンボックスに乗ってきた欧米人と話をする。
彼は ' John ' という名前で、アメリカ・シアトルからのバックパッカー。年齢はこちらより2歳若い。
John と一緒に、道端の両替屋で Bolivia 通貨 ' peso ' を手に入れる。
Per? の紙幣数枚 30000 soles (約3000円)が、分厚い札束になって返ってくる。
渡された23250 pesos は、大部分が100 Pesos 紙幣で、あと50 pesos 紙幣が少し。全部で250枚ほどもあり、10枚ずつ輪ゴムで束ねてある。
ジャケットの両ポケットが紙幣でいっぱい・・・・・、John と顔を見合わせて苦笑い。
1peso = 0.13円くらい。
La Paz へ向かうため、John とバスに乗る。ひどく旧式なボンネットバス。運賃は1000 pesos (約130円)。
デコボコな道、窓から見える家々の様子など・・・・・Per? に比べ、更に経済的困窮の度合いが増したように感じられる。
La Paz の街の中心ダウンタウンでバスを降りる。暗くなる前に、今日の宿を見つけたい。
すり鉢状の街は、坂ばかり。標高が3600m前後もあるので、いくらも歩かないうちに息が切れる。
' Grand Hotel ' と名前は立派だが、相当年代物の宿に決める。John と同室、ひとりあたり4200 pesos (約550円)。
安宿としては珍しく、ちゃんとフロントがある。かつては、それなりのホテルだったのかも知れない。