「歩きつなぎの旅」の記録

2022/05/26(木)11:37

【北陸縦断徒歩旅行20日目】中山(石川県穴水町)→鵜飼(石川県珠洲市)

(完結)北陸縦断徒歩旅行(50)

2011年05月01日(日)雨のち曇 05:00起床、おにぎりとインスタント味噌汁の朝食。06:00「四季の丘」を出発する。今日はとうとう朝から雨。昨日濡れた靴が、まだ乾いていない。 20分ほどで国道249号線に出る。日曜の早朝、通る車は少ない。06:55曽山峠を越える。雨の日の休憩は、例によって屋根付きバス停。どのバス停も形態が異なるのは、バス会社が設置するのではなく、その集落が建てるためなのだろうか。 靴の中にも雨が染みてくる。07:45瑞穂で国道を離れ、蛇行しながら丘陵地に上ってゆく。丘陵上は放牧地になっていて、牛舎から牛の鳴くのが聞こえる。 08:55爼倉(まないたぐら)集落のサクラが満開。能登でも平地ではすでに散っているが、気温の低い山間地は今が盛りのようだ。ようやく雨が止んでくれる。 鶴町で県道288号線に乗る。10:00藤ノ瀬のバス停で休憩。腹が減ってぐーぐー鳴る。パンをひとつだけ・・・・と口にするのだが、ついつい全部食べてしまう。座っていると、体が冷えてくる。 上空をジェット機が横切ってゆく。そういえば、能登空港が遠くないはず。能登半島に空港が必要?とは思うけれど、考えようによっては、日本海に浮かぶ「離島」と言えるかも。11:05上町、県道57号線に合流する。 南西の風が強い。幸いなことに、追い風。合鹿(ごうろく)のサクラ並木は、濃い色の八重ザクラ。強風を受けてサクラ吹雪が舞う。 峠を越え、だらだらと下り坂が続く。風を避けて休める場所がなかなか見つからない。是久集落を過ぎると、人家もなくなる。 鵜飼の町に入り、コンビニで食料と飲料を調達する。15:00今日の宿「民宿 田崎荘」に到着。岩風呂風に設えた浴槽にどっぷり、疲れが融け出るよう。 夕方、また雨になる。明日は平日なのに、宿はほぼ満室のようす。夕食はのり弁当と稲荷寿司。20:00就寝。「民宿 田崎荘」、素泊4725円。 中山→鵜飼:37.0km(北陸縦断徒歩旅行累計674.8km)

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