【 東日本支線の旅 30日目/東海道 6日目 】 国府(愛知県豊川市) → 新居(静岡県湖西市)
2023年11月16日(木)晴のち曇04:30 起床。おにぎりとお茶の朝食。05:30 「旅館 さくら荘」を発つ。05:48 豊川稲荷発の名鉄豊川線に乗り、05:59 国府で下車。運賃 300円。06:05 東海道に復帰する。快晴。気温4℃ 。今日もウールの手袋をはめる。08:20 「吉田宿」。清洲屋本陣跡には鰻屋「丸よ」が店舗を構え、石標と解説板がある。解説板によると、清洲屋の東隣には江戸屋本陣があり、本陣が2軒並んでいた。明治2年(1869年)吉田から豊橋に改名。現在の豊橋市。10:20 「二川(ふたがわ)宿」。文化4年(1807年)から明治3年(1870年)まで、馬場家が本陣職を勤めた。その本陣の建物が、江戸時代末期の姿で復元されている。また、味噌醤油醸造業の商家「駒屋」も、江戸時代から大正時代の姿に復原されている。11:00 コンビニでカレーを調達、イートインで昼食休憩。11:40 境川に架かる「境川橋」を渡る。ここまでが三河国(愛知県)。ここからは遠江国(静岡県)。12:00 「白須賀(しらすか)宿」。木村本陣跡には解説板がある。青空に雲が広がりだす。12:15 急勾配の「潮見坂」を下る。明治政府が東海道線敷設地を選定する際、この勾配が蒸気機関車運行の障害となり、白須賀経由ではなく、浜名湖岸の鷲津経由になったいう経緯がある。13:30 「新居(あらい)宿」。疋田本陣跡と飯田本陣跡には石標と解説板がある。13:35 「新居関跡」。関所が設置されたのは慶長5年(1600年)。「入り鉄砲と出女」を厳しく取り締まった。現存する関所は、嘉永7年(1854年)に起きた地震により倒壊した建物を、安政5年(1858年)までに再建したもの。新居と舞坂の間は浜名湖と遠州灘がつながる開口部にあたり、この区間1里半(約6km )は「今切(いまぎれ )の渡し」と呼ばれる渡船で往来した。ここが今回の旅の終点。2泊3日で 104.4km 。JR新居町駅から 14:00 発の電車に乗り、東海道線・東海道新幹線・横須賀線・総武線を乗り継ぎ、16:45 自宅に帰り着く。運賃 8240円(乗車券 4840円 + 新幹線自由席券 3400円)。国府 → 新居 : 32.7 km( 東海道累計 212.3 km ) ( 東日本支線の旅累計 969.0 km )