2008/04/30(水)08:52
中学校のトイレと人間形成
先日、中学校の懇談会で
『職員トイレをなくし、生徒と教師が同じトイレを使用し、生徒とのコミニュケーションをはかったらどうか?』
と、提案した。
学校は子どもたちの一日の大半を過ごす生活の場。
家では、親がしっかり、『子を見守る』・・あたりまえのことだ。
が、親からも言いたい。
『先生もしっかり、子どもを見守ってほしい!!』
災害時の避難所など、地域の教育・文化・情報交流拠点として、多様な役割を担う学校。
これからは、希薄になる人間関係を補うためにも、地域の方にも参加していただき、
町づくりの中核をなす公共施設。
がっ!!・・・・その実態は、トイレは校舎の老朽化や、清掃・維持管理の不備などで、
子どもたちから5K(汚い・臭い・暗い・怖い・壊れている)と嫌われ、
学校で排便を我慢する子どもたちの健康が危惧されている。
そして、それ以前に、排便はおろか、現在、我が子の中学では排尿さえ危惧されている!!
『先輩が、いつもトイレにたむろしていて、トイレを家まで我慢した』というケースを聞いた。
帰ってきて娘に心配して聞いたら、『確かにトイレに先輩いつもいるけど、女子はまだ何とか入れるんだけど、男子は、ちょっと入れる雰囲気じゃないなあーー』って・・
いじめの温床となりやすい『学校のトイレ』
先生からの目を逃れるには絶好調の場所に、もう少し、学校側も配慮していただけないか?
生徒といっしょに、排尿、排便することって、そんなに難しいことなのか?
公立学校は、一般に建築後二十年以上経過した校舎が多い。
2001年度から、トイレ改修工事が建築年数に係わらずに国庫補助の対象になった。
この制度により全国的に公立学校のトイレ改修が促進されるようになった。
わが子の中学も増設出来ないか?
少なすぎる!!
そして、子どもたちが学校で日常困っていることの改善を親よりも先に学校側が気づき、
生徒会で、生徒から自発的に話し合えるシステムは出来ないのか?
『トイレをハード面、ソフト面から明るくする』
清潔で快適なトイレがある学校に地域の人々も集い支え合い、学校から地域が良くなっていくことを願ってやまない。