白菜の花
先日、福島県いわき市の親戚を訪問しました。その町は、津波は届かず、比較的震災の被害は少なく、広々ときれいで、穏やかでした。 でも、よく見ると、道路の隆起や亀裂があちこちにあったり、ブロックが壊れていたりしていました。ライフラインの復旧も遅く、不便な日々も長かったそうです。 海のすぐ近くに案内してもらうとすでに瓦礫を取り除いて、何もないがらんとした土地や、立ち入り禁止の看板がかかった、崩れた工場のようなものや、確かに、大きな地震があったことを、物語っていました。 そんな風景の、道路一本隔てた反対側は特に被害も見えず、普通だったりします。少しの違いで、こんなに被害に大きな差があるとは・・・。 もう一軒の親戚は、自宅が水に浸かったり、実家が流されて、少し前まで兄弟の家族が避難所にいたりと、被害は大きかったようです。 でも、ありがたいことに、親戚の中には、怪我をした人も、亡くなった人もいませんでした。 さて、これ、おねねに似ているでしょう? おねねは、こっち。そっくりでしょ! 親戚の家の「たろちゃん」です。ソファに寝ているところまで、そっくりでした。 いつも、たくさん野菜を送ってもらっている畑を初めて見ました。カブって、地上になるんですね?!ジャガイモのように、土の中になるのかと思ってた。 白菜の花を見たことありますか?!これが、そう。下の白菜はもう食べられないけど、この緑の花は食べられるそうです。初めて、見た! たくさん野菜をいただいて帰りました。 (つづく)