オオカミ族の少年 クロニクル千古の闇(1)
酒井 駒子さんの表紙にひかれて手に取りました。これは凄い面白いです!ファンタジーの知識があまり無くて、ハリポタはちょっと苦手だったんですが、この本は別にファンタジーとかの知識も無く読めるほど基盤がしっかりした、古代ファンタジーです。少年とウルフが試練を超え、成長していく様にとてもひきこまれました。6巻シリーズの1巻目、ということで続きがとても楽しみです。【あらすじ】―紀元前4000年の森―人が狩りのみで生活していた頃の話。悪霊が宿るクマに父を殺された少年トラクは、父と誓いをたて精霊の山を目指す。旅の途中で出会った、親を亡くした子オオカミのウルフと共に“精霊の山”をさがす旅に出た。6000年前の世界、不思議な価値観です。死んだ後は、弓を持って死に出の旅に出る。狩った獲物に敬意を払ったり、おまじないをしたり、魔術師が居るけど、別にハリポタのように魔法を使うわけでもなく、自然と生き物、狩るものと狩られるもの、そして死んだ後の魂で出来ている。もう映画化も決まっている、イギリスの傑作ファンタジー。お勧めです★お勧め度★★★★★オオカミ族の少年 クロニクル千古の闇(1)著者: ミシェル・ペイヴァー /さくまゆみこ 出版社:評論社ISBN:4566024113サイズ:単行本 / 430p 発行年月: 2005年 06月 本体価格:1,800円 (税込:1,890円) ☆☆私の買い物履歴☆☆