朝吹龍一朗の目・眼・芽

2008/01/03(木)14:09

パリ13

欧州0711(57)

 凱旋門です。ここまでコンコルド広場から約2.5キロあります。ご覧の通りシャンゼリゼは道幅が広いので、たとえば銀座に比べると両側の距離が遠い感じがします。途中で横断する気にはあまりなれません。  でもって、例によって何とかと煙は高いところに昇りたがりますので、8ユーロを払って凱旋門の上まで行きました。時おり強い風が吹くのが難ですが、ちょうどサクレ・クール寺院の上に満月がかかっているところに出くわしました。ヨーロッパ人にとって月はどちらかというと負の表象を担っているので、この日凱旋門上にいた観光客は朝吹をのぞいて誰一人、この景色にカメラを向けようとする人はいませんでした。  多くの観光客は、凱旋門のほぼ真南にあるエッフェル塔をバックにポートレートを撮っていました。ちょうど5時にごらんのようなライトが点灯し、東(左手方向です)はまさに「天空の破片」という形容がぴったりの、濃い青にキラリキラリと街の燈が映えています。西の空は太陽も沈んで1時間近く、ようやく黄金色から橙色に、そしてその上に群青の墨を流したように暮れていきます。 パリの夕暮れを凱旋門上から堪能しました。  人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。

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