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テーマ:母の日 プレゼント(11245)
カテゴリ:惣菜(中食)通信
5月、内閣府発表の街角景気指数は5カ月ぶりに上昇し44.4だった。 好不況の分かれ目である50を下回っているが、夏のボーナスや賃上げへの期待が あり、 小売り関連は2.9ポイント上昇の42.8、インバウンドの下支えで客数が増加しており、 軽食やドリンク購入がコロナ前に戻って来ているとの声が出ている。 2~3カ月先の判断DI指数は44.8だった。 「縮む日本経済」 厚労省発表の2024年の人口動態調査で日本の出生数は前年比5.7%減の68万6千人 で、統計のある1899年以降初めて70万人を割った。 1人女性の出生率は1.15で前年より0.05ポイント下がり、人口を維持する2.07を大きく下回る。 24年の死亡数は1.9%増の160万5298人、出生と死亡の差である自然減は 91万9237人となり、厚労省発表の23年の婚姻数は22年より6.0%減少し、 戦後初めて50万組したまわり、過去最低となった。 深刻な結婚数低下について、国会で何十年も選択的夫婦別姓を議論している場合ではない。 5月、スーパーマーケット3団体のデータでは売上高既存店昨年比は103.6%、 惣菜部門の既存店昨年比は103.7%と順調な伸びを示している。 又、日経MJまとめの4月主要外食の既存店売上は24社が前年実績を上回った。 しかし、小売り・飲食業において人手不足は深刻度を増しており、 人手対策としてタイミーの活用が始まっている中、飲食のサブウェイは 全員タイミー社員とスキマバイトが働く「フルタイミー」での運用を始めた。 飲食業では24年度に必要な人材に対して採用できた割合はパート・アルバイトで 平均72.6%、正社員は65.4%に留まっている。 日経の調査で4~6月期の国内GDPは物価変動を除いた実質で年率換算0.1%減だった。 今後、コメ価格が安定するとの期待から消費者心理がやや上向く可能性があるもの、 コメ以外の物価高も続いており消費者の節約志向は強い。(日経) 雇用者報酬は名目で0.7%増だが、実質では1.2%減となっている。 「物価高は企業の国内要因に」 農水省発表のコメの平均価格は前週比250円値下がりして4000円を下回り、 備蓄米放出効果で銘柄米も値下がりに転じており、 今後銘柄米に変わり3000円台のブレンド米が売場の主流になって来る。 コンビニ大手3社の備蓄米はファミマが1kg¥388、ローソンが1kg¥389, 2kg¥756、セブンは無洗米2kg¥775で今月中に全国で発売された。 又、備蓄米使用のおにぎりについてセブンが11~14日に¥100おにぎりを販売し、 売上は昨年の2倍伸び客数も増えたと集客に一定の効果があったと見ている。 5月の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合の伸びは前年同月比3.7%の上昇と なった。 コメ類は101.7%上昇、チョコやコーヒーなどの飲食料品の伸びも目立ち、 円安の修正で輸入物価指数は前年同月比10.3%低下しているが、 今後は人件費の高騰などが企業の値上げの要因に変化してくる。 <スーパーの惣菜・米飯・寿司> <うな玉握り&サラダ巻> ![]() *街角通信は毎週1回、配信しています。 *その他、ご興味のある方はこちらからお願いします。 http//asahi-kikaku.net
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最終更新日
2025.06.24 14:35:21
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