クーの担任の先生とのお話。
先生とお話ししたのは12日。2週間もたってしまった しま姐さんも宿題の事に付いて書いてくださっています。⇒小学校の宿題について1、2、3もう沢山の方が報告していますね。 今年度に入ってクーはとってもやる気になっていました。何をやるってことじゃないんだけど、意欲に満ちているんです。それはなぜかと言うと、いろいろあってこれもまた別の時に書きます。 そんなんで、どう話すか少し考えていました。 まず、始業式から3日しか学校には行ってないけど学校での様子をお聞きしました。 先生「とても、穏やかに授業を受けています。今日も国語で、3行感想を書いてもらいましたが、しっかり書いてくれました。」 そして、これまでの事を話しました。私「幼児期から公文式に通わせ、ずっと読み書き計算を重視して勉強をさせてきました。小学校に上がり、宿題や勉強をやらせようとすると、『出来ない分からない』とわめき散らし全く受け付けない状態になってしまいました。それでも、学校でする事を皆と同じように出来るようにしてあげなくてはと思い、無理やりにでもやらせてきたのですが、拒否反応は酷くなる一方で、勉強以外の事でもすぐにわめき散らすようになり情緒も著しく不安定でした。そこでふと立ち止まって考えたんです。勉強で困らないようにとしてきた事がこの子の感情をめちゃくちゃにしてしまっている。とそこで、公文をやめ、まず親子の信頼関係を築き直し、クーの情緒の安定を第一に考えようと決めました。そして、3年生になった時に宿題も含めて何もやらせない事に決めました。3,4年生の担任の先生とも話をさせて頂いて、承諾して頂き授業のノートもテストも宿題もほぼ任意という形で対応して頂きました。3,4年生の先生や、お友達にクーの現状を受け入れて頂き、見守ってもらえたお陰で5年生になった今、とてもやる気に満ちているのを感じています。ですので、このまま子供の情緒の安定を第一に考え小学校は過ごさせたいと思っていますので、授業のノートの提出やテストは任意で、宿題もやらせないでいきたいと思っています。」 先生「そうですか、前担任からも、学習はゆっくり進めてあげてください。と申し送りもありました。でも、やる気になっているのなら、皆と、同じ事をやらせてあげて頂きたい。友達にも先生にも『特別』であったことから『変えたい、皆に認めてもらいたい、』という心の変化は大きな成長です。お母さんがさせないと言ってしまうと、せっかく成長しようとしているのに妨げてしまう事になりますよ。やらせないとは言わないで下さい。お母さんのお気持ちは分かりますが、今までは今まで、これからはこれからと考えては頂けませんか?」 私「そうですね。確かに大きく成長したと思いますし、これからの成長はさらに大きなものだと思います。でも、皆と同じようにできる事や、テストの点数、先生の評価よりも、クーが、クーのペースで少しずつでも『分かる』って事を目指して学習は進めて行きたいのです。今、やろうと言う気持ちを、ゆっくりと、丁寧な学習に向けてあげたいと思っています。小学校卒業まであと2年あります。この2年でゆっくりと丁寧に6年間の学習を仕上げて行きたいと思っているんです。」 先生「確かに、私が受け持った生徒の中でも、ゆっくり自分で試行錯誤しながら出来るようになった子は早くから出来るようになった子に比べ、学習内容の定着はいいです。早くから出来るようになった子は定期テストの頃には忘れてしまうんですよね。でも、後2年しかないんですよ。それで間に合いますかね?私としては皆と同じように、単元ごとに分かるようにしてあげたいですし、5年生の学習は5年生で仕上げてあげる方が良いと思うのです。それが、6年生の学習や、中学へ繋がっていくんですよ。」 私「後2年ですが、クーがやる気になれたのなら、十分な時間だと思っています。それで、出来ない事や、分からない事があっても、テストの点数が悪くても、成績表の評価が悪くても全て私の責任です。先生に責任を問うような事は絶対にしません。クーは自分で納得して決めた事は私が言わなくてもやっていくんだと思います。やると決めた事を止める事はしませんが、私からやらせる事はしません。情緒の安定を大事にしたいと言う事と、 ゆっくりと丁寧に学習させてあげて欲しいので、学校でも無理に皆と同じ量をさせないで欲しいという事と、これから出る宿題も、やらせないと言う事をお伝えして、出来れば容認して頂きたいと思っています。勝手な事ばかりで、申し訳ないのですがよろしくお願いします。」 先生「それならば、宿題は『ここまででもやるように』と範囲を指定してやるように言いましょうか?」 私「すいませんが、それは、言わないで頂いて、様子を見て頂きたいです。」 先生「分かりました。学校での学習も無理の無い量で調整してみます。宿題も学習面もまだ始まったばかりなので、様子を見させてもらいます。」私「ありがとうございます。よろしくお願い致します。」 こんな感じだったと思います。先生は、やらせないで、出来なかった事でこの先困る事にならないか。と心配して下さいました。 その後、クーは宿題をやらない事を自分で決め、「ママのやった宿題を友達に見られて変なこと言われるよりもやらん方がいい。」マシーンは必要ないというので、稼働せずです。先日突然、「漢字は書けなくていいわ!」と宣言していました。でも、今日は漢字の書き取りを居残りでしてきたようです。先生の赤ペンで書いた所を、なぞるというものでした。全く宿題をやらないので、少しでもと思ってしてはるんやろうと思うんだけど。。今のクーの感じでは「やらされている」っていうんじゃなく「合わせてあげている」ような感じがするので少し様子を見ようかなと思います。クーの学校の家庭訪問はゴールデンウィーク後なので、また色々お話して少しでもストレスの少ない学校生活を過ごせるようにしていきたいです。