守るべきもの
大阪講演会と親睦会に参加して、おっきなおっきな気づきの波が押し寄せてきて、やっと落ち着いてきました。やっと、言葉にできそうなので自分の感じた事だけなんだけど、ぼちぼち書いていきます。大阪講演会が始まり糸山先生のお話は、なんにでも通用する力=視覚イメージと再現と操作を育てる為にはどうしたら良いのか。この事を2時間と言う限られた時間でしたが、本で、HPで読むのとは違う実際に聞く生きた言葉は、伝わり方、伝わってくるものが違いました。その中で、IF法でのひとコマ。先生が、しまりすさんに確認していました。「小学生なら10秒ほどで覚えられるそうです。」・・・はっ!!たぶん、誰もがスルーした場面で私は凍り付いていました。おっきな勘違いをしていました。。。。。それは。。。4月からクーは4年生。クラスも担任も変わり、心機一転したのかは定かではないけど、毎日楽しそうに登校していました。とても、安定してきていました。ちょうど、ミハエルが自学自習にIF法の一文字習字をする事に決めたので私「クーも今年は、漢字をIF法で一文字習字をしてみたら?」と声を掛けてみました。やり方は、漢字ドリルの正しい使い方参照(こんなのあったかな?)いや、たしか大阪講演会で糸山先生は、話していたはず!漢ドの一番大きな字を見て、目を閉じて頭の中で大きく再現、再現できない部分だけ見てまた目を閉じ再現、全部が覚えられたら筆ペンで一文字書き、横に読みを書き、例文を自作し書き込んでいきました。一週間ほど続けていると10数秒位見ただけでクー「もう書ける!」と言います。私「え~~!ちゃんと見た??ゆ~っくり見るんだよ~~!」クー「でも、もう書けるもん」私「丁寧に覚えると、必要な時にちゃんと思いだせるんだよ。」クー「でも、もう書ける。もう見るのしんどい」その日以来一文字習字もやめてしまいました。「嫌な事させる気はないから、やらんでいいよ。」って言ってはいたけど、何で見るのがしんどいの???その時はぜ~っんぜん分からなかった。は~~なんて勘違いをしていたんだろしまりすさんの記事も読んでいたのに「へ~~。ルーちゃんは凄いな。どんぐりっ子は凄い」そう思っただけでその時はそれがクーの事と繋がらなかった。だって、クーはもう覚えている。もう書ける。なのに、ママは「まだ見ろ、まだ見ろ」って言う。そりゃ、しんどいわ!クーにとっての10数秒は十分過ぎる時間だったんだそれよりなにより、クーはちゃんと書けるって言っていた。なんでその言葉を信じてあげれなかったんだろう信じてもらえなかった。だから、クーは一文字習字をやらなくなった。単純明快。子供の力を信じるって、子供はフツ~に天才だって、分かったつもりいや、生活面でのクーの進化は情緒の安定と共に感じてはいた。ただ、学習面では家庭学習をここ一年ほぼ何もさせていなかったし、たま~に気が向いた時にどんぐりをする程度だったから実感できてはいなかった。ルーちゃんが特別なんじゃない。クーもそう。情緒が安定して自分のリズムが守られていればやるとなった時はもの凄い吸収力を発揮できるんだ。あの時疑ってかかっていた。「適当にやって、終わらせたいのかな?」って。ああぁ~~~またまた、頭を下げました。私「クー。ごめんなさい。クーが、漢字を覚えるのに見ている時間が、短いからもっと見て って言ってたけど、ママが間違ってた。先生も10秒でも覚えられるって言ってた。 クーが正しかった。クーはちゃんと言っていたのに信じなくってごめんね。」クー「10秒は無理やろ~~!」私「10秒では無かったけど、20秒位で、書けるって言ってたで」クー「そうやったっけ~~?」うん。そうだったよやっと繋がった。子供の力を信じる。学習面でクーの実力を感じた。目の当たりにした。クーが始めて自分からどんぐりをやった時も感じていた。でも、わたしが信じていたのはクーのほんの一部分。クーへの心配が心の奥底から消しきれなかったのはそのせいだったのか?子供の力を信じる。この事を考えた時もう一つ気になっていた事が、ここに繋がってきました。つづく。