兄やんの日記。

2005/10/01(土)02:26

非売品。

劇団ヒトリゴト。(85)

(…青…よし♪) 目を開いた瞬間に映る、磨りガラスの色によって… 兄やんの一日が……結構決まったりする☆            白、灰色…つまり曇とか雨の場合。 ヒッキーな面も持ち合わせる兄やんは、 部屋で映画を見たり、本を読んだり、ギターを弾いたり。                                      一転、青だった場合… まず起きた時からテンションが高い♪ と言うか、体がうずいてきて二度寝どころじゃなくなる。 「行ってきま~す♪」 とりあえず、もう4年の仲になる原付に乗ってキーを回す。 少しうるさくなってきたエンジンが鳴り響く。 でもそれは、小さな旅の始まりの合図…♪ (よし…今日は芸術の秋でも堪能してくるかな!^^) アクセルを回す、壊れかけの原付が走り出す。 秋の風が心地よい。 色づき始めた木々の葉の間に見える空が青い。 毎日のように見ている景色でも、 旅の中では、一つ々々が新鮮。 日々を過ごす何でもない、家の前の通りでさえ… 例えば、どこか地球の裏側のような遠いところから来た人にとっては 泪を流して感動すほどの場所かもしれない。 …『旅』ってなんかそんな気にさせる。 そして、辿り着くまでの、あの感じ♪ 磨りガラスの青。 どこにも売ってないその青は 兄やんにとって、小さな旅の始まりを予感させる、特別な色だったりする。

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