時計修理で百貨店へ
日曜日に転んだときに腕時計の金具がゆがんでしまったため購入先の百貨店へ持って行き、直していただきました。私は時計が好きです。うまく言えないのですが、時計の中に細やかな技術や職人さんの心意気といったロマンというか宇宙というかが詰まっていて、見えないはずの時を見せてくれ、且つ時を刻み続けているという不思議と言いますか。表現下手で本当にすみません。そして、恐らくもっと究極に時計好きな方が時計職人になられていると思うのですよ。なのでいつも思うのですが、時計職人さんには全面的に信頼を置いているというか、そう、おれおれ詐欺には引っかからないと思うけど、時計職人には引っかかるかもしれない等とわけのわからないことを考えていまいました。時計が直ったときの職人さんの笑顔、直った時計を腕にしたときに私も笑い、それを見た職人さんがまた笑顔。何だかとっても幸せでした。ありがとうございました。そしてもう一つ。時計をお願いしている間に傘を捜しに行きました。肩にひびが入っただけでなく、翌日傘も折れてしまったという、とほほ。同じ百貨店内で傘を購入したのですが、レジ前で店員さんが傘をチェックしてくれました。開いて傘の生地や骨一本一本まで。そもそも百貨店の売り場になかなか不良品はないとは思いますが、「私は貴方に不良品は売りません、安心して使ってください」みたいな気持ちが嬉しかったです。仕事への姿勢って大事。そして自らを振り返りちょっと反省。骨にひびが入り、時計も壊し、傘も折れたけど、何だかあたたかい気持ちで帰りました。