2012/02/04(土)00:48
どぶろくづくり
日本の食糧危機管理の大切な役目を行っている貯蔵米が、ある一定期間を過ぎると家畜のえさになっているとうことを耳にしました。
せっかく日本のお百姓さん達が汗水たらして作ったお米を、もう少し大切に出来ないものだろうか。動物たちの食糧も大切だけど、、、。
本来はそんな動物はいなかったはず。
とにかく、貴重なお米は人の口に入ってほしいと願って、いろいろ考えてみました。
そんなときに、ある特許を持った先生に出会いました。
この特許を利用すれば、ふるいお米も美味しく食べられるというのです。
先生の周りの方々がみなさん口をそろえて言うので、僕も試してみました。
みなさんの言うとおり古いお米のいやなにおいがなくなって、おいしくふっくら炊けました。
これはいけると思いました。
かねてより現代農業などで気になっていたどぶろくづくりを思い出しました。
これでお酒を作ったら、古米の再生につながらないだろうか?
早速先生に相談しました。
しかし、先生は渋い表情でした。
なぜか。
先生は、まず僕に大切なことを教えてくれました。そう酒税法のことです。
日本では許可がある人でないとお酒を製造してはいけない法律になっています。
海外ではOKの国が多い中、日本はなぜ?
日本でも昔は農家さんが作ったどぶろくを飲みながら田植えをしたって聞きましたが、いつ出来た法律?
この悪法は何とかしなけりゃならない。
「海老澤君、どぶろく特区というものもあるから法律のことをよく調べてからやりなさい。
私の研究が、古米の再生につながりそれが世の中のためになるなら、大いに協力する。
とおっしゃってくださいました。
「ただし、私は酒は一滴も飲めないので、実験を公開するなどして、みなさんに評価を頂くとよいでしょう。」
とも助言を頂きました。
(・・・先生呑めないんすか!)
どぶろくの実験
平成24年2月1日17:00仕込み完了
サンプルA
おいしく炊ける水1L
米2合
一次醗酵専用蒸留水1.4CC
市販ヨーグルト5g
イースト菌1g
小池麹店特製糀100g
サンプルB
浄水器の水1L
米2合
炊飯用浄水1.4CC
市販ヨーグルト5g
イースト菌1g
小池麹店特製糀100g
◆使用したお米
◆製造年
◆イースト菌
◆糀
17:00時点
サンプルA 30℃
サンプルB 30℃
保温用発方スチロールケース内温度18℃
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20:00時
保温容器内:20℃
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2月2日
1:10
容器内:18℃