2010/08/20(金)08:14
車内(電車)で見たセミ
今年は、セミが多いような気がする。鳴り響くセミ声で、暑さが倍増するけど、「暑いけど頑張れ~」と、エールを送られてるような…錯覚に陥る。
それは野外の場合だ。
先日、電車の車内に紛れこんだセミがいた。パニック状態で乱舞する、セミ。逃げ惑う人々。 セミは、何処かに、つかまって止まりたいのだ。でも車内で止まれるのは、人。
飛ぶ→誰かの背中に止まる→悲鳴→飛ぶ→誰かの足に止まる→悲鳴→飛ぶ
かなりのパニック状態。
■セミ→ゴキブリのような扱いになってきた。
車内は、セミの行く手を目で追って。防御体勢を整える人でいっぱいだ。
とある瞬間、セミが、サラリーマンの胸元に、止まった。その人は、ビクともせず、扇子で顔をあおいでる。
■セミがブローチに見える。。(笑)
扇子をパタパタしながら、その人は【パシッと手でセミを捕まえた。】
車内に「ヒィ~」「オー」といった声が上がる。
(なんて、冷静なの?)
ヒーロー状態のその人は、右手でセミを持ち、左手で扇子をパタパタ。
余裕だ。
大人だ。
その人は、次の駅で車外に出て、セミを解き放った。 「ありがとう~」と旋回したかどうかは、謎だが、
自分の胸元にセミが止まった時に「パシッ」って捕まえられるだろうか…。と
「逃げ惑う人…その1」だった、自分を振り返った帰り道でした。
今日も、いいことあるといいね♪