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カテゴリ:夏海のエピソード
6月13日
1歳24日 朝起きたら夏海はえらく元気だった。 熱は下がったが、セキは少し出ているし、鼻もあおっぱなが、、、、 しかしもう何日も安静にしすぎて、身体の回復を待ちきれないとばかりに、テンション高くノリノリ。 朝からあおっぱな出して、鼻ちょうちん作りながら派手に動き、踊る。 午後の診察一番(15時から)に間に合うように、14時45分に小児科に行ったのに、すでに3番だった。 他の病気をもらってもなぁ、と思って順番待ちの間コンビにでも行って時間をつぶそうと病院を出た。 コンビニに向かう途中に、公園とも呼べないような小さな広場に滑り台が、、、、 夏海が早くも乗り出して、「しゅー、しゅー」とリクエスト。 いつもこういう安静にしてなくちゃいけないときにちょっとした外出をして風邪をはしごする。 だけど、夏海の寂しそうな顔を見ていると、ちょっとくらいなら、、、という気になってしまう。 ちょうど少し日陰になってるし、もういいや! 夏海を下に降ろしてあげたら、ものすごく嬉しそうな顔をして一目散に滑り台へ。 階段はかなり急だというのに、まるで大人のように一段一歩であがる!とものすごい気合である。 さすがにたまに手がお留守になって危ないので下からお尻を支える。 夏海が上に上がったら反対側に回って一応見守るが、夏海は一人で踊り場を歩き、よいしょと座って、待ちきれないという笑顔と共に「しゅー」といいながら一人で滑ってくる。 私は今日は本当に何もせず、見守るだけ。いやぁ、気合の入った子ですね。ほんと。 かれこれ5回くらい滑ったところで、そろそろ退散しようとしても抱き上げようとしただけで、「ぎゃーーー!!」と怒る。 仕方ないので、「ジュース飲む?」とジュースでつると、「じゅー!」とすぐに気をそらされて私に抱っこされる。 コンビニで野菜ジュースを買って二人で飲み、病院に戻った。 私が疑ったとおり、今回の発熱ははしかの予防注射の影響、という可能性が高いんじゃないか、ということ。 あおっぱなが酷いが、もう少し抗生物質は見合わせて今の薬を続けるようにと言われて病院を後にする。 病院はもう当面きたくないので、これで完治してくれる事を祈る! 夏海はここ数日でよく“いやいや”をするようになった。 何か食べたくないとき、私に言われた事をやりたくないとき、おもちゃを「ちょうだい」と言われても渡したくないとき、呼ばれてもきたくない時、、、、結構頻繁だ。 ちっちゃいくせして、生意気に眉間にしわを寄せてぶんぶん首を振っている姿を見ると、いっぱしに自分の意思を主張してるなぁ、とほほえましい。 またこの数日で、色んな事をはっきり言葉にするようになったかも。 前は「ばぁ!」だけだったのが、最近は「ないない、、、、ばぁ!」と言うようになった。 後は、「こえ!(これ)」「ばっばい!(バイバイ)」「ないない(片付けるときとか)」「おっぱぃ!(一時期“ぱい”だった)」「ねんね」などなど。 私と夏海の間で色々会話が成立しているので、今日うちに来た妹がびっくりしていた。 そういえば、結構会話になってるなぁ、と思う。 私がぶんたろうの散歩に行っている間、家にあったチラシを見ながら、妹が「亮子はねぇ、これがいいなぁ!なっちゃんは?」と話しかけると、夏海は「こえ!」といってチラシを指差していたらしい。 そのうち、妹が、「じゃあねぇ、亮子はねぇ、、、」と何度か言ったら、夏海も「じゃー、、」と真似ていたらしい。 今日はその「じゃー」というのを妹が帰った後も何度か言っていた。 また、違う「じゃー」なのだが、今日、夕方夏海と一緒にシャワーに入っていたとき、ジョーロから落ちる水を見て、「じゃー、じゃー」と言っていた。誰が教えたんだろう? 他にも面白いのがある。 私がいつも手を出して「お母さんにちょうだい。」と言うからだと思うが、今日、ご飯を食べているときに何かを私にくれるときに、「ちょーらい!」と言って渡していた。 最初何のことか分からなかったが、「ちょうだい」なのか、、、と気がついたら吹き出してしまった。 それから、変なのが流行っていたりする。 それは「し!」。 良く、何のことか分からないことをベラベラしゃべった後、最後の締めくくりがいつも「っし!」になってるなぁ、とは気がついていた。 今日の朝、「お父さん起こしに行こうか」というと、お父さんの部屋の方を指差しながら、「おとうっし!」。 そして、シャワーを浴びる前に「なっちゃん、一緒にシャワー浴びようか?」と聞くと、「しゃっし!」。 なんだかよく分からないが、横浜人の「だべ」みたいなもん? 彼女の中で流行っているらしい。 察するに、勢いのある感じが好きなのではなかろうか? 最近のご飯は、量を食べるとかそういうことよりも、とにかく“自分で食べる”、それが楽しいらしい。 しかも、手づかみで食べられるのは当たり前でちっとも面白くないので、スプーンやフォークを使って食べられる、というところがポイントである。 私や旦那が食べさせても一切食べないものを、自分で食べるのならどんどん食べる!ということしばしば。 最近はこんな感じ。 ヨーグルト←スプーンで自分ですくって自分で食べることが出来る。誰の助けも必要なし。汚しもしない。 ご飯←スプーンですくうのが少し難しい(硬い)ので、すくうところを少しだけさりげなく手伝ってあげる。すくったあとは一人で食べる。 サイコロ状の野菜、お肉など←フォークで刺して食べる。うまく刺せるときとそうでない時があるので、刺すときだけちょっとヘルプしてあげる。 今日は、夜おうどんだった。 うどんだけ取り出して前に並べてあげるが、それじゃあ納得いかないようで食べない。 そのうち、スプーンを器に突っ込んで食べるがなかなかうまくいかない。 私は急遽器に手を突っ込んでうどんを小さくちぎり、夏海がスプーンですくうタイミングを見計らって、スプーンに乗せるのをさりげなく手伝う。 段々乗ってきて本人はかなり満足そうだったが、私は大変だった。 何でもかんでも「あっちーーー!!」といって、さも熱そうに手を大げさに引いてみるのも流行っている。 これは、熱くなさそうなものほど受けが良いことが分かっているようだ。 フルーツやヨーグルトなど、冷たいものに限ってわざと大げさにやってみせ、我々が「なっちゃん、熱くないでしょう!」と言うのを待っているようだ。 今日なんて、それがどんどんエスカレートし、しまいにはぶんたろうを触って「あっちー!!」とやっていた。 私があきれた顔で見ていると、すました顔をして、ぶんたろうに向かって「ふぅ!ふぅ!」と冷ましていた。 夜寝る前に絵本を読んでいたときのこと。 どうぶつのこえが出る絵本を夏海が自分でぺらぺらめくり、何か気になることがあると指をさしてあーだこーだとコメントしていた。 何故か象さんのページが気になるらしく、何度も開いて指をさすので、私が象さんの歌を歌ってあげた。 夏海は歌にあわせて身体をゆすっていた。 他のページに行ったと思ったら、また象さんのページに戻り、私の事をにやにやしながら見て身体をゆする。 歌えと言うことか、、、とまた歌うと、他のページに行き、またすぐ象さんのページで身体をゆする、、、、という遊びにはまり、私は多分10回は象さんを歌った。 そういう感じで最近は絵本の時間もコミュニケーションが活発。 更に3、4冊の絵本を読み進んでいった。 夏海が「ばいばい」という絵本を取って来て、私に読んでくれとは言わずに自分でページをめくっていた。 ぞうさんが出てきて“こんにちは”しているので、私が「こんにちは。」と読んであげた。 急に夏海が身体をゆするので、私は「こ~んにーちは!」とリズミカルにもう一度読んだ。 夏海は怪訝な顔をして私のほうを見ている。 そして、もう一度身体をゆする。 そこで、私が「あ、そうか、歌だ。」と気がついて象さんの歌を歌う。 夏海は、「そう、そういうこと。」という顔をしてさっさと次のページに行く。 なんだか試された上についていけなかったようで少しさびしかった。 さて、このまま順調に風邪が治ってくれますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.13 22:06:08
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