稲部

2005/08/14(日)01:49

学研と科学編(5)

<地震恐怖> 地震こわいね、、。こわーい。 地震があった時新宿にいて全然気付かなくて帰りの電車の車内放送で大きな地震だったことを知ったけど大した事ないだろうと思ってて、家帰ってテレビつけてようやく事の重大さに気付いた。 テレビでどれだけ報道特番が組まれたか、どれだけ通常の番組が潰れたかでしか、事の大きさを計れないなんてちょっと自分に反省。 それにしても昨日楽しみにしてたMTVのMAも潰れちゃったな、あれちゃんとやってくれるのかな。 今日はタイムリーに「地震」について。 私は地震恐怖症である。はっきり言って普通じゃない。人の何倍も怖がっている自信がある。 「地震から身を守る」等の番組はビデオに録ってでも観る。 また、外を歩いてて「今地震が来たらあの建物の下に入ろう」とか考えている。卒論のテーマも「地震保険」にした。 そんな私が今までに経験した最大体感震度は「震度4」です。つい先々週までは「震度3」。この前の関東の割と大きな地震がニューレコードになった。 私は大きい地震を経験したことがない。そして、わからないからこそ恐いのだと思う。 私の地震恐怖が始まったのは中1からだ。 あまりにもわかり易くて申し訳ないが、望月峯太郎の「ドラゴンヘッド」という漫画が原因である。最近映画化もされたし、有名でしょう。 あの漫画は恐い。絵も恐いし、、。一、二巻の怖さがそのまま私の地震恐怖症に繋がった。 地震について私は結構詳しい。 「地震雲」という地震の予兆となる雲について独自に調べている、せいぜいネットで調べるくらいだけど。でも去年一回予知しました。大した地震じゃないけど、震度3くらいのやつね。 電車に乗ってる時は地震雲がないか空をよく観る。 ところで私は、母に地震雲のいくつかのパターンを教えていて、見つけたら私に教えるように言っていた。 そして4日前、母は地震雲と思われる雲を見たと言っていた。 阪神大震災の前に観測された雲と全く同じ形状のものである。 だから今回の地震と結構関係ある気がする。 なぜ地震と雲が関係あるのか一応言っておきます。 間違ってるかもしれないし、そこまで詳しいことは知りませんがこれまで私が学んだ地震雲の仕組みを簡単に言うとこんな感じ。  地震が起きる前、震源付近の岩盤からは電磁波が出るらしい。この電磁波によって空気中を漂っている電子は力を受け加速されて、原子に衝突すると電子は原子核の周りを回っている電子をはね飛ばしてしまう。 すると、電子を失った原子は電気のつり合いがとれなくなり、全体としてプラスの電気を帯びる。このような、プラスやマイナスの電気を帯びたものは、原子とは呼ばれず「イオン」と呼ばれる。 イオンも水滴の核となることができるので、煙などと同じようにイオンを中心にして水滴ができ、雲が発生するのです。これが地震雲。 ま、こんな感じね。地震雲が発生してから3~10日で地震が発生するらしい。だからママが見た雲はほぼ間違いなく地震雲だと思う。ほほー。 でもね、最近ようやく地震恐怖の呪縛から解き放たれたんですよ。こんな日に言うのもアレだけど。 阪神大震災で被災した人のうち死亡した人の割合は数%くらいなんだって。今回だってあんなに大きな地震の割には死者はかなり少ないと思ったし。 てことは、結構地震そのもので死ぬ確率って低いんだ。まあ、阪神大震災は時間帯が朝だったってこともあるし、関東で昼間に来た時とは比較にならないかもしれないけど。 でも、地震の第一波の時に電車に乗っていたり、上から大きな物や天井が落ちて来たりしなければ死ぬことはないかもって思った。 前は大地震が来たら被災者の9割くらいは死ぬと思ってたけど、そうでもないっぽい(ドラゴンヘッドの新幹線の生き残りがたった3人だったってことが頭にあったから)。怪我はするかもしれないけど、死なないならね。なんとかなるかな、と。地震来たら自分は絶対死ぬと思ってたから、すごく気が楽になった。 今でももちろん地震はすごく恐いよ。 でも、もし関東に大きな地震が来たら、その瞬間のとっさの行動が生死をわける。だからその時のためによく勉強しておきたい。そして、第一波を生き残ることができたら、その後最善の行動をとろうと思う。意外と第一波の後に死ぬ人もいるんである。それだけは、絶対避けたい。そこからは運じゃないもの。実力だと思うから。 これからも空を観察していくよ、私は。

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