『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』
昨年見た『映画ドラえもん』がとても面白かったので、今年度は、早々に「光る!キー坊&ドラ付き、親子ペア前売り券(2,000円)」をゲット。小学校の卒業式だったこの日、娘とドラちゃんに会いに映画館に行ってきました。★公式サイト:『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』■ストーリーのび太は、裏山のゴミ捨て場で1本の苗木を拾う。ドラえもんの「植物自動化液」で人間のように動けるようにしてもらい、 “キー坊”と名付けて弟のようにかわいがっていた。同じ頃、宇宙の果てにある植物たちが暮らす“緑の星”では、植物星人たちが人間の植物への破壊活動に怒り、地球のすべての植物を奪い取る計画を進めようとしていた。やがて、ドラえもんたちも植物星人によって“緑の星”に連れさられて・・・。■キャスト■(声)水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 千秋 掘北真希 有田哲平 三宅裕司 ■監督■渡辺歩 この映画は、短編である原作まんが「さらばキー坊」(ドラえもん33巻)を元にしたもの。(娘の持ってる「小学2年生」の付録でわたしも読みました。)リニューアルしたドラえもん初のオリジナル長編映画として製作された注目の作品!なんだけどね。絵が可愛くないの!イメージしてたのと違うの!!のび太くんが、『ジブリ』風?『水木しげる』風??の絵に見えてくるんだなぁ。。なんで~?『ドラえもん』なのに・・・と上映開始5分で早くもショック。自然破壊や繰り返される無意味な戦争への警鐘が今回のテーマ。誰もが、しっかりと考えていかなければいけない大切なことだから、『ドラえもん』の世界を借りることによって、子どもたちにも分かりやすく伝えてくれることを期待!!してたのだけど・・・ね。うーーーん。難しい単語は出てくるし、唐突に話が展開するし、登場人物は意味のわからない言動をするし、物語が進むにつれ、どんどん分かりにくくなってくる。大人のわたしでもついていけないよぉ~~~。これって、『ドラえもん』でやらなくても良かったんじゃないの?と疑問も頭をよぎる。果たして娘は、楽しんでいるのか!?と心配になり横をチラチラ見てたら、大笑いしたり、涙ぐんだりしていました~。「キー坊とのび太くんが、最後に別れるのが泣けちゃったぁ。」「ママ、キー坊、可愛かったね。」「うん、キー坊だけは可愛かったねー。」(毒舌な母親!)確かに、かなり戸惑った面もあったようだけど、彼女なりに、映画を十分楽しんだようでした。大人は、いろんなことをごちゃごちゃ考えすぎなのかな。まっさらな心で見れてなかったのかな?そうそう、心に残る台詞がいくつかありましたよ。*うる覚えなので、本当に登場人物がしゃべったものとは、少し違ってるかもしれません。しずかちゃんの「偉い人の一言で、簡単に大事なことが決まってしまうのね。」 (すっごく怖いことよぉ~~!)のび太くんの「考えが違っただけで、なんで喧嘩しなきゃいけないの。」 (そうだよね。みんながそう疑問に思ったら、争いがなくなるのにねー。)クライマックスでキー坊を助けるたけに、一生懸命水を掛けてあげながら、「僕にはこれぐらいのことしか出来ないから。」など。 (環境問題を考えるのも、一人一人の身近な小さなことからだよね。。)とにかく、娘が喜んでいたので良かった!!これが一番大事♪また一緒に映画行こうね。*親子でオイオイ泣いてしまった昨年のもの。いつの間にか、DVDが出ていたんですね♪