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カテゴリ:旅行・体験日記
趣味で集めた琺瑯看板枚数は、17年ぐらいかけて120枚にもなりました。このがらくた趣味に仲間が増えました、「東芝のマツダランプ」「柴田ゴム ハト印の店」の3点です。 専務が知人から分けて頂いたようです。 柴田ゴムは神戸で生まれたシバタ工業株式会社で、現在は明石市に本社があります。 ゴム合羽のメーカーで、今もハトのマークが使われています。両面同一で平面でも軒下付けでも出来るようになっています。 東芝のランプで下に本当のソケットが付いていた模様です。 子供のころは必ず電気屋の店先に系列の物がありました。電球が切れているか確かめる装置(テースター)と看板を兼ねたものです。 湯村温泉観光協会の『まちかどギャラリー琺瑯看板コレクション』として、朝野家通用門の一角に40枚ほど提供し、取り付けられました。今ではほとんど見ることがなくなった「キンチョール」「ボンカレー」「オロナミンC」など明治時代から昭和にかけて、家の壁や塀、農家の納屋など街のあちこちに張られていたもので、日本の風景には欠かせない懐かしいアイテムです。 琺瑯とは金属の面を保護または装飾することを目的に、ガラス質の釉を塗り焼き付けたもので、古くはエジプト時代、ツタンカーメン王の黄金のマスクにもこの琺瑯が使われています。 ホーロー看板は、デザインされて金属に版画のように1色ずつ、色を入れ色ガラスを焼き固めます。色数と精密模様が増えれば増えるほど高価になります。「磯じまん」の場合、黄・黒・赤・白・緑の5色、5回炉で焼いた事になります。 その琺瑯を使ったホーロー看板は、最も多く作られたのは昭和30年代で、カラーテレビの普及率がまだ低かった時代に、取り付けてあった派手な色使いの看板は、人目を引いたのでした。ホーロー看板は、昭和懐かし物件として有名です。 こげ茶の塀、木製電柱、はだか電球と、看板の前に立ってカメラをセピア設定にして写真を撮れば昭和時代にタイムスリップ。 なつかしい世界が広がります。豊かな時代、昭和。親子・夫婦・ご家族で思い出していただければ幸いです。始末に困って琺瑯看板がいらない方は着払いで朝野家にお送り下されば、『まちかどギャラリー琺瑯看板』に掲示させていただきます。 朝野家通用門(裏門)前にはバス停風の「まちかどギャラリー」立て看板を目印に。 見学のお客様へ、通用口になりますのでお車にご注意ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月30日 14時36分57秒
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