法喜が語る

セックスしようと言うのは何かいいづらい、そこで数年前女子高生の間からエッチしようというのが広まった。性に関しては様々な隠語が存在する。それは性は隠されるべきもので人前では話題にする事ではないという風潮が存在するからである。
しかしそんな恥ずかしい事というのが強調され、話さなくてはいけない場面でもうやむやにされているのが現状です。
人前でなにもプライベートなことを話せというのではありません。
しかし性というのは人間から切っても切れないもので、非常に大切なものです。
恋人同士、夫婦同氏、のみならず親子で性に関することを話すことが出来ず、うやむやにする状態は非常に危険ではないかと思います。隠すべき事は隠して、しかし語るべきことは語ることが本来の姿ですが、それがどうも崩れているような気がします。と実は今回はこんな硬い話をしようと思ったわけではないのですが・・・
あなたがもしパートナーにＳＥＸしたい時や、その事について話すときどのような表現をしますか？まさか交尾しようとか、性交しようとは言わないででしょう。
そもそも言葉では表現しないかもしれませんね。
さまざまな表現がある中で私の好きな表現は”ハッピー”です。
外国語で婉曲に表現されている他、下品さもなく、そしてなんといっても綺麗な言葉じゃないですか？パートナーにエッチしようというよりハッピーになろうというほうが。
ハッピーになろうというのは一方的な行為ではなく、お互いが満足できるＳＥＸをしましょうということです。お互いの意思疎通が出来て初めて達成されるのです。これこそ望ましいことではないでしょうか？
日本人は和の文化、恥の文化としてあまり言語表現に頼らない傾向がありますが、しかしお互いが対等に尊重して初めてなしえる事もあります。
独りよがりの行為は時として相手を傷つけ、相手への不振につながります。
本来性行為というのは生殖を第一義の行為としますが、しかし快楽こそが夫婦同士のまたは恋人同士の絆を深める潤滑油としてはかりしれない重要度をもっています。
ローマ時代の遺跡で娼館の看板が残っています。そこには「ここには幸福が住む」と書いてあるそうです。昔からＳＥＸはハッピーだったわけです。
欧米などではどのような表現がメジャーだかはわかりませんが、タイで一度ＳＥＸの事をハッピーと表現しているのを聞いた事があります。
性行為はハッピーでなくてはいけません。
人を裏切ったり、傷つけたり、病気になったりしないＳＥＸが望まれます。