冥王竜ヴァンダルギオン

「一枚のカードとそのサンプルデッキ」略してOneサンプル!
このページでは流行カードからマイナーなカードまで、私が注目したカードの考察およびサンプルデッキを紹介します。

では早速、今回選ばれたカードの紹介に移りましょう。

≪冥王竜ヴァンダルギオン≫　レベル８　ドラゴン族　闇　ATK2800　DEF2500
相手がコントロールするカードの発動をカウンター罠で無効にした場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この方法で特殊召喚に成功した時、無効にしたカードの種類により以下の効果を発動する。
●魔法：相手ライフに１５００ポイントダメージを与える。
●罠：相手フィールド上のカード１枚を選択して破壊する。
●効果モンスター：自分の墓地からモンスター１体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

[考察]
これは雑誌などにおまけとして付けられたカードです。
豪華に効果は三つあり、いずれも使ってみたくなる優秀さを匂わせています。
●一つ目の能力、魔法をカウンターした時ですが、これは意外とバカにならないダメージ量です。
例えば、戦闘フェイズに攻撃を宣言→スケープ・ゴートで阻止される。と言う場面で、
「お前は罠に落ちた。お前に仕掛けられた罠カードはこれだ！マジック・ジャマー！！」byリシド
のように格好良くカウンター。おまけにヴァンダル召喚＋1500ダメージ。
相手の防御カードを無効にし、追撃が可能になったという事ですね。
いいですね～、スケゴが流行っている地域では良く見かける光景なのではないでしょうか。
●二つ目は、罠をカウンターした時です。
相手フィールド上のカードを一枚破壊。これは、言うまでも無く強力な効果ですね。
例えば、戦闘フェイズに攻撃を宣言→聖なるバリア・破壊輪・炸裂装甲などで阻止される。と言う場面で、
「フフ…　今、たしか『罠発動』と言ったよな…。
相手の『罠発動』の言葉がスイッチとなり発動する罠カード！盗賊の七つ道具！！」 by闇遊戯
と高らかに言い放ちそれはもう豪快にカウンター。おまけで出番待ちだったヴァンダルさん召喚～。
さらに、相手の場のカードを破壊出来てしまいます。
裏守備の聖なる魔術師でも、80％チャージの波動キャノンでも、戦闘破壊されないマシュマロンでも、何食わぬ顔で墓地行きです。
場合によれば激流葬、死のデッキ破壊ウィルスもヴァンダルのエサになりえます。
良いですね～。各言う私も、この効果で勝利する事が多いんですよね。
●三つ目の効果は少し特殊で、効果モンスターを打ち消した時に使用できます。
この効果を使うには、今のところ天罰しかありませんが、天罰自体はすごく良い効果を持っています。
例としては、（相手）同族感染ウィルス召喚→手札を捨て効果発動。と言う場面で、
「やっぱり無駄ピョー！天罰！！！！」by羽蛾
とあたかも計算尽くされたかの如くカウンターを決めてやります。
同族感染ウィルスは破壊され、こちらはヴァンダルさん召喚＋墓地からの特殊召喚で一気に攻めへ転じてやりましょう。
ここで特殊召喚するモンスターは、ならず者傭兵部隊や異次元の女戦士などが一般的かもしれません。
無理にパーシアスなどを盛り込むと、ヴァンダル自体がレベル８なため、デッキを著しく圧迫してしまいます。

さてさて、3つある効果はどれも強力ですが、全部を使おうとしていては二兎追うもの一兎も得ずになってしまいます。
肝心なのは効果を二つ以下に絞る事。そして、ヴァンダルさんを手札に持ってくる事です。
これらを踏まえ、次はサンプルデッキへと移りたいと思います。
サンプルデッキ1へ　サンプルデッキ2へ　サンプルデッキ7へ