～勝手に密着取材～

シートカウルのFRPの造型。第２日目（昨日の続き～）



【６】製造用型（メス型）を作りこんでいきます。
こちらもFRPと樹脂を使用


【７】製造用型（メス型）の完成


【８】製造用型（メス型）を使用し製品（子ども？）をつくっていきます


【９】丁寧にFRPを馴染ませていきます
（空気が入るとその時点で製品としてアウトです）


【１０】そして・・・丁寧に仕上げた結果
製品が生まれました！なんと双子です！！


今回の依頼はエイプのシートカウルでしたが、
車のエアロパーツもこのようにして作られてます。

オート・リカバーの職人『カスタムおやじ』（上の写真にも登場中）から一言

自分だけのワンオフパーツを事故などで破損した場合修復するには限界があります。
そこで！何度でも元の形を復元できるように
製造型に近い仮型（捨て型）を作っておけば安心です。

　昔はレプリカ車（FRPでのワンオフ車）作成時に捨て型をとり
お客様にお渡しするのが主流でした。
今では不景気のせいか依頼は減りましたが、
オート・リカバーではワンオフ車両に対してフォローが出来ます。
捨て型をご希望の際は是非お申しつけください。


・・・・・・・・・・・・・・今回、この施工に密着取材して感じた事・・・・・・・・・・・・・・

まず！樹脂のニオイがキツイっ！
横で見てたら頭がくらくら。目がショボショボ
挙句の果てには・・・
は・・はきけがしてきました・・・


最近は工場の機械で作られた製品も多いけれど、
FRPの製品は1点1点手作業で、
気温や湿度を敏感に感じとり溶剤の分量を変えるなど、
長年の勘とセンスが必要なんやろなぁ～
まさしく職人やねんなぁ～

全国のFRP職人さんお疲れ様です！

BY　筆者ちぃ

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ショップではレストア、カスタム、FRPの造型やインテリアの施工、
Carアクセサリーの製作などにも力を入れていますが、
レストア、カスタムの基本となる板金・塗装も　もちろん行っています。

明日はその板金・塗装とエンジンものせ込み、組みあがった
スーパーカブをご紹介したいと思います！