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テーマ:鉄道(24411)
カテゴリ:乗り鉄
![]() ↑前後共に非貫通の仕様に当たった。 姫路までハローキティで来たがやることもないので直ぐ折り返す。 姫路で時間を潰し過ぎると今回乗るさんふらわあの時間に間に合わない為だ。 姫路から折り返しに乗るのは12:25発のスーパーはくとであり、奇しくも乗車記録003で乗ったはくとと同じ時間帯だったりする。 あれから早くも2年……あの時と違うのは近くに停まっていた201系は消え、はくとの行き先表記は大阪となり、俺の身体が二回り程肥大化した事くらい。 最もそれら以外は何も変わってないが。 ![]() ↑直ぐ折り返す形なので特に思いに浸る間も無し。 九州まで向かうさんふらわあには神戸便を使うため最寄駅である住吉の手前にある三ノ宮まで乗る。 新快速でも事足りるが出来ない理由があった。 というのも実は今回の旅程、最初はサンライズを使う予定だった。 実際に岡山まで指定席(ノビノビ)の座席を確保出来てたんだが、マトモに寝れずに疲労を神崎鼻まで持ち越したらどうすりゃいい?みたいな個人的な疑念も拭えずついでに金もかかるので指定席変更をする形に。 素直に全部手数料払って払い戻した方が安かったんだが西日本に行く事もあんま無いだろうし、色々考えた末にサンライズの座席をはくとのグリーン車座席に変更した。 目的地が長崎なのに半端に乗り鉄してたのはこのため。 ![]() ![]() ↑2×1の半室グリーン座席。予約時点では俺以外誰もいなかった。 指定席でも良かったんだがパノラマ座席取れなかったらヤケになり選択。 ![]() ![]() ↑3000円越えの万博向け駅そばを出店したまねきの穴子寿司。穴子ほぼ一本使用で1850円と高めメニューなんだが万博駅そばより安い謎事態となっている(写真写りが悪いがまだ一口もつけてない状態) 高い駅弁寿司だが東日本で類似の穴子寿司弁当を買うとこれより肉薄なため、相対的にはお得。 姫路だと駅前で焼き立て穴子弁当を買える店があるみたいなんだが、そっちは時間が無かったのでいつか行ってみたい所。 ![]() ↑明石大橋と淡路島をボヤッと眺め穴子寿司を食いながら長崎までの旅程を再確認。 はくとが殆ど大阪止まりになったのは車庫回送や智頭急行への車両使用料も大きいが、一番は山陽新幹線の利益補完の意味合いが強いと個人的には考えている。 姫路自体はあまりのぞみが停まらず、兵庫が西の神奈川ポジションみたいなモノなので小田原に近い。 但しはくとの停車駅修正に伴って姫路での新幹線接続も改善された。 東の踊り子ポジションにも見えたりするが、スーパーはくとは踊り子に比べてビジネス需要を補完できる部分が大きい。 京都や新大阪まではくとで運んでしまうとその客が次新幹線に乗る区間はガッツリ東海道新幹線になってしまうため、これまでは本当に旨味がなかったのだろう。 時代の流れや余力の無さが伝わる一面と言える。 ![]() ![]() ↑小型自販機が一台だけあるが、設置場所がグリーン車からだと遠かったりする。 鳥取へのアクセスにおいてスーパーはくとはかなりの強みを持ってるとよくネットの鉄ヲタの中では話題になっていた。 その一方で関東圏からのアクセスだと鳥取コナン空港が近年便数をそこそこ強化している関係で出張や旅行需要ならある程度充足してしまっており、鳥取そのものが過疎県な事もあって以前ほど唯一無二の存在でも無くなっている。 はくとの生命線は結果的に近畿中国エリアの住民の利用需要となっており、更に山陽新幹線の利益取り分を増やすためにも新大阪京都までの延長運転の意味は無くなったのだろう。 因みに智頭急行の区間を一部利用するスーパーいなばも全車指定席化されている(単純に自由席を残すと厳しいのだろう)。 近畿エリアは私鉄ともガッツリ路線網が被る部分が多く、東日本ほどJR一強を築きにくい。 オマケに西日本の横に伸びきった過疎路線網は純粋な負債と化している。 なら廃線だ廃線だと言っても路線が消えれば更なる地域の過疎化は否めず、それこそ侵略された訳でもないのにセルフ領地喪失が進むだけだろう。 少しでも過疎路線の補填に進むのなら特急の指定席化や区間短縮は仕方ないのかも知れない。 ![]() ![]() ↑西の横浜こと、三ノ宮。西の駅に東が新卒募集ポスター貼ってるの最高に業。 はくとの主要停車駅の一つである三ノ宮だが新快速の存在もあって殆ど乗降客は居ない。 地下鉄に阪神阪急バスもあるため普通は選択肢にならないのが確かだ。 俺も旅行ノリだからこそ乗った訳だし。 因みにはくとのグリーン車を利用したい場合、上郡~三ノ宮だとギリギリ100キロ越えないため料金テーブルの上昇を抑える事が可能。 西日本ユーザーならWESTERポイント系の割引やポイント併用のグリーンにはなると思うがあくまで参考までに。 ![]() ![]() ↑とりあえず駅周辺を歩いてみた。 兵庫というと昨今のドタバタイメージもあり物騒な気もしたが三ノ宮自体は穏やかな港町でしかなかった。 ネットde真実系の特濃が大量に潜伏してるだろう都内も大概だからあれだが…………。 まぁ色々と強いられる時代なんだろう。 明日は我が身という危機感を内に秘めるしかない。 氷河期がロクでもないのは確かだが俺ら世代が該当するゆとり世代は勿論、Zやαみたいな層もボリュームゾーンは大差がない。 歳をとって表面化するかしないか位かだからだ。 20世紀の妄執に囚われた残党なり亡霊連中がこの国の主軸。 ただあの頃とは違い、列強というバカなホルホル要素も外地という逃げ場もない。 だからどんなヤツもどんな奴らも、次何かあったら皆一緒だ。 今後この地が空の水槽になるのか監獄になるのか知りはしないが、今はまだ空は青かった。 それをある意味で幸せだとは思いたい。 厨二じみた事を書いたが、30年くらいしてもこのブログや執筆者が世間の笑い者で居てくれたら最高だ。 で、話を戻すが三ノ宮周辺は芸術家の作ったオブジェ像や緑化際立つ公園に港町らしい西洋文化走りの頃の歴史的建造物などが点在し、割と見所は多い。 またフェリー関連だと四国方面に向かう港があったりする。 ![]() ![]() ![]() ↑神戸市立博物館は一階部分が無料、二階も300円払うと見れるので時間潰しには最適となっている。 教科書で見た事があるザビエルの肖像画がここにあるのはじめて知った、云々。 ![]() ↑国宝が多い。 西洋文化伝来関係以外にも古墳などに纏わる出土品の展示も多い。 東北や関東でもそこそこ小粒に出土はしているものの、西日本は古都が近かったエリアだけに出土品の質や規模が違う。 ![]() ![]() ↑博物館近くの喫茶店で甘味。人気メニューらしくプリン旨い。ランチ定食もそこそこあったので穴子寿司買ったのを若干後悔(どのみち二択せざる得なかったが) 目的地はまだ遠いものの、さんふらわあターミナルに向かうまでそこそこ神戸を満喫してきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.25 12:08:16
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