【乗車記録0179】883系ソニック(博多→小倉)
↑やっぱり九州遠征の最後を飾るのはソニック枕崎まで行こうという突拍子ない動機から始まった今回の遠征。それらが一通り終了し、この日はもう後は家帰る位しかやることがなかった。↑昼は地下街の居酒屋でかんぱち丼。天然養殖共に九州では盛んだが、東北とかにもいる。九州でも福岡市内は人が多く、東京を除けば大阪とタイマンを張れ肩を並べて副都市みたく出来る可能性がある場所は今やここ位だろう。札幌は寒く人の動きにムラがあるし、名古屋はトヨタなどを除くと時たま未来の北九州コースがチラつく位に関西や東京に人を取られている空気がある。東北はどうなんだ?と思われそうだが東北が欲しいのは西日本の山陽新幹線区間で見るようなある程度の人口経済規模を保ったベッドタウンじゃない十万都市複数だからベクトルが違う。まぁ福岡が大阪とタイマンしてどうなるって話なんだが。↑GWがはじまりほぼ満車となった新幹線が本州へと向かっていく。クッソ混んでそうだなぁとスマホレンズ越しに思いながら見送り↑マリオのラッピング車両特急が来ていた。長崎行き前述した硬派そうな拗れただけの思考なんて旅行中は全く考えておらず、昼飯を食ったら博多を出ることに。キモヲタなのでガンベとかF(ガンダムのプラモデルを売ってる店)へ行こうと考えてたがGWだから事前整理券方式なの忘れてた。あー憎い憎い憎い憎いプラッチックの塊がァ(逆ギレ)と死にそうなガンダムの敵キャラみたいな情けない怒りを鎮めながら、買わなきゃ無料という崇高な理念を思い出し笑顔でソニックに乗ることに。↑色は際立つが中国地方の末期色とほぼ同じ理由で車体は単色染めされている(ラッピング戻しやすい、単色で色濃いから経年劣化を目立ちにくく出来る)(事前に本州で買ってた)手持ちの特急券は使い切りましたが特急には乗ろうと思います、はい。今回の遠征で最後に乗る事となったのがこのソニック。去年フル乗降したり朽網降りはしたが、幼少期利用を除くと博多から小倉まで乗るのは今回が初だったりする(福岡大分フリーきっぷの時は乗り逃してる)ネットきっぷを利用したがスマホの機種変とかでアプリを消していたた前日に延岡で発券。この日の博多だと混みすぎて発券しんどかったので正解だった。尚、2枚で出てくる新幹線同様の方式で改札機に入れるのが特徴。↑【P/R】買った瞬間に嬉しい【P/R】が襲いかかりゅ!!【P/R】悲報定期今年三十周年か凄いなぁと思いながらも、割と後輩含めて30年選手ばっかなのがJR九州の特急事情。で、せっかくなのでグリーン車を利用。奇抜なデザインだが883系のグリーンは885系のグリーン席よりシンプルな構造で乗りやすい。当時の列車としては斬新だっただろう電動式なので倒すのも楽。現在でも在来線特急にはまず採用されない電動式のため、デビュー当時の肝いり具合が分かる。純粋に快適だった。↑グリーンにしてはシート間隔狭そうに見えるが錯覚。座席回転用のペダルも分かりやすい。↑前面展望用のこんなスペースもある。乗ったソニックの停車駅は香椎赤間折尾黒崎戸畑小倉と鈍足型。このタイプは小倉から先も殆ど停まり、今回のは亀川辺りまで停まったらしい。一応朽網には停まらない。加えてこの日は路線そのものが遅延していた事もあり超ノロノロに鹿児島本線を抜ける感じに。ソニックというよりトロックって感じで詰まった時の中央特快みたい(若干誇張あるが)↑流石に吉塚は抜かす。運行年数と共に博多から小倉の間の停車駅も増えていった特急ソニック。背景には新幹線の存在が大きい。この区間は西鉄バスには優位性を持つがあちらは天神や太宰府などの接続が良く現在は住み分け状態になっている。となるとやはり最大のライバルは新幹線なのだが、新幹線には本数と早さで大差があり小倉博多間に勝ち目はない。2025年にはJR九州の運賃値上げもあって、ネット切符を考慮しても元運賃が安い西日本料金テーブルの山陽新幹線に殆ど優位性をとれなくなった。今回乗った時はこれまで以上に小倉から乗る人が増えた感じ。ただこれでJR九州が山陽新幹線に利益を譲ったかと言うと微妙で、九州新幹線が本州直通なことからも旨味が全く無いわけではないため差別化が進んだ可能性が高い。↑筑豊電気鉄道が走る黒崎付近。折尾と黒崎は駅が近いが筑豊との分岐の関係で速達時代から必ず停まる様になっている。↑黒崎を抜けると高架に登り八幡地区らしい景色に変わる。スペースワールド終了後にアウトレットが完成したがアクセスが微妙なため苦戦している模様衰退したと言っても北九州の人口は多く、この区間の需要は手堅い。早い話、この区間はJR東にある普通列車グリーン車のような扱いにソニックを変えることで差別化を図ったのである。区間快速も存在するが本数の維持や収益性重視などで停車駅が増えまくった結果、区間快速は殆ど各駅停車みたいになった。ある意味グリーン車で金を稼ごうと走ったJR東日本やuシートを増やしてるJR西日本の先駆けみたいな芸当をJR九州は実践していた形となる。元からJR九州のネットきっぷ予約でも意図的に除外検索をかけないと小倉博多間は新幹線で出されるため、ある程度は旅客層を分けたいというのはあるようだ。↑青いソニックこと883系は殆ど大分福岡間専用で使われていたため885系と違いPRものが大分福岡オンリー。ほぼすべての特急や観光車両が九州各地への遍歴を持つなか、デビュー当時から大分福岡一筋で運用されているのも実は珍しかったりする。JR九州としても博多からフル区間で客一人に乗ってもらうよりは、小倉までに入れ替わり大分に向かう客なら小倉まで新幹線で来てもらい小倉から乗ってもらった方が利益を取りやすい。別々の旅客が小倉~博多間と小倉~大分間を利用してくれればトータルの利益は良くなるためだ。要はファストフードのように座席利用の回転率を意識した結果で、旅客住み分けは昨年の運賃値上げもあって一定の効果が出た可能性が高い。ソニックの場合は小倉で進行方向が変わるのも大きく、利用者視点だと小倉なら座席回転を考えなくて良く(変わってなかったら変えるしかないが)、西小倉重複の特例から徴収されない料金を新幹線+ソニックなら気にせず取れるためJR九州としても割と損ではない。新幹線はEX予約でソニックはQチケを使えるので慣れてる利用者はつっかえにくいし、窓口としても負担が軽い。朽網停車含め、特急ソニックは新しい方向性を模索してるのかも知れない。↑去年より更に増えた朽網停車。課題は多いが決死に推そうとしていて、ソニックの新しい道筋を作ろうとしている。北九州空港への需要呼び掛けからソニックの朽網停車は去年より更に増えたが課題は大きい。去年の朽網駅ポスターQRが改善されたか不明だが、北九州空港が羽田便メインな事やソニックは小倉で椅子を回転させないといけないので(朽網って小倉から僅か数駅先)、小倉から空港直通バス使った方が楽みたいな感想も出かねない。致命的なのは微妙に特急と朽網発着のバスが接続してない点(前回も一歩間違えたら乗り遅れた)この辺りは自治体やバス会社ともう少し擦り合わせが必要な気がしてならない。↑山陽新幹線区間は新幹線案内ロゴが古いのが多く、小倉は結構多い。↑小倉まで最後尾だったが、小倉から先頭車として大分を目指す。軽い遅延はあったが無事に小倉へ戻り、帰宅までの残り時間はこの辺でブラブラ過ごした。ともあれ今回の遠征ラストの特急を青ソニックで飾れたので良かった。