Aselluseの丸太小屋

2012/01/26(木)16:22

消費税論議 いくつか納付に関して 法改正も必要です

結論から言えば 消費税は増税せざるを得ないだろう。 負担する一般消費者も大変だけど 納付業者も大変なのだ。 価格に転嫁できないまま 内税で商売を続けている零細企業も多い。 損益に関係なく納税なので滞納も多いし 滞納の延滞金はなんと14.6% この利息は 預金利息8%時代の遺物だ。 私も 消費税でものすごくつらい思いをした事がある。 もらって払うのが通常だが ここに倒産が入ってくると 不渡り手形やら不良債権を抱えたまま 消費税の納付をしなくてはならない。 もらってないのに払うの? そうです。債権が確定した段階で納税の義務が発生するのです。 そして 貸し倒れが確定した段階で 確定申告などで還付になります。 すごい事になるんです。 踏んだり蹴ったりです。 大手の倒産は 弁護士が管財人などになって 配当が確定するまで 債権が消滅した事が証明できないので 一年や二年かかります。 この間の納税の義務は成立しているので払わないと延滞金ともにぶったくられ 税務署によっては 他の売掛金の差し押さえや預金の差し押さえがある事も。 ただでさえ 信用力が低下している所に 頼みの綱の他のお得意の売り掛け差し押さえなど やられたら 出入り差し止めもありえます。 私も 税務署に事情の説明に行きましたが とりあってくれませんでした。 せめて 数ヶ月以内に支払うという約束で 差し押さえは勘弁してもらいました。 不渡り手形を持って あちこち説明に廻るのも大変でした。 帳簿がしっかりして居たことが幸いして 政府系金融機関からかなりの借り入れができて 連鎖倒産は免れました。 社長を絞め殺してやりたいくらい・・・・・ 一年前から ここの取引はやめろと忠告したのを無視したのです。 契約単価がかなりいいからと どんどん取引を増やして 儲けもかなり上乗せしていたので 欲に吊られての失敗です。 散々苦労させられました。 消費税って 納付に関する特例をもう少し増やす必要がありますね。  

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