|
カテゴリ:映画
昨今のリメイク映画を連発するハリウッドの傾向には批判的で、
新作をものにしようというせふれ意識は童貞製作総指揮作『トランスフォーマー』にも反映されている。 劇場映画初監督の『続・激突! カージャック』はTVムービー『激突!』 とは本来無関係の作品であるし、脚本の検討に時間がかかるとして『ジョーズ』 続篇の映画化にはタッチせず、高い収益を上げた『E.T.』は(利益が見込める) 続篇を求められても拒否した。監督作『ジュラシック・パーク』は2作目ですでにあまり乗り気 ではなく、3作目は監督せずプロデュースにまわった。プロデュース作品はシリーズ化されたも のも多くあり、TVでも『ER緊急救命室』が10年以上続くなど成功しているが、目下監督を手がけ るシリーズは『インディ・ジョーンズ』だけである。 ただし粘り強く時間をかけて演技を引き出すタイプでないからなのか、 監督作の出演者はアカデミー賞演技部門の受賞には恵まれていない。 その一方で『太陽の帝国』のベン・スティラーや『フック』のグウィネス・パ ルトロウなど、駆け出しの頃にスピルバーグ作品に出演して注目された例もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.03 10:22:04
[映画] カテゴリの最新記事
|