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カテゴリ:日記
最近こんなことを聞きました。
アフリカンの親友、チキンから。 チキンがちょっと近所まで出かけるけど歩くのが面倒な距離、でも車を止める場所がないからやっぱり徒歩で…みたいなところへ行こうとした時のこと。 私が「何で自転車とか買わないの?」と尋ねると、彼は一言。 「だって外国人が自転車やバイクに乗ってたらいちいち盗まれたものって疑われて警察に止められるんだもん。」 私の大好きな人、ジガたんから。 彼がこの間、通勤中に警察に止められた。 勿論お決まりの「(外国人)登録証を見せて…」なんだけど。 彼が理由を聞いたら、泥棒がいるからだってさ。 ははぁ、そうですか。 確かに黒人の泥棒見つけ出すんじゃ街で見かける黒人片っ端からチェックすれば早いよな…目立つしさ。 そんで彼も自転車に乗っているだけで盗難車だと思われるから、いちいち警察への自転車登録証明を持ち歩くようになった。 今夜パトロールをしているおまわりさんたちを見て、頑張ってくださいという素直な気持ちと黒人寄りになっている自分の感情との間で揺れてしまった。 しかもつい先日、日本ではアフリカ系の人々への差別が存在するって国連で言われてましたしね。 (ここではアフリカ系の人のことを書いているのでその他の国などを省略してしまい申し訳ないです。) ところで最近ジガたんと散歩していると、非常に冷たい視線を感じる。 あと、すんごい凝視。 なんで? ほとんどは日本人のおじさん~おじいさんから。 ジガたんは「俺がASHAを盗んでいるって思ってるんだよきっと。」と言った。 それを聞いてなんだかおかしく感じた。 ホントにこの人ブラックアメリカンだなって思った。 こういう考え方って、(残念だけど)一部のシスが私たち「黒人泥棒」に対してするやつじゃん。 だから私はジガたんに説明した。 「いや私のことをバカだと思ってんだよあの人たちは。」 でもおっさん達の考え方の根底にはやっぱり黒人に対する差別があるんだろうから、それ以上は何も言えなかった。 しかし「バカだと思ってんだよ」って言った時点で、すごく短絡的だ私は。 まるでジガたんをけなしたみたいなことを言った私も大バカだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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