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わたしの足跡

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2017.02.03
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カテゴリ:介護
先日購入した佐藤愛子著『90歳。何がめでたい』を母が読み始めた。

テレビですら理解が困難になっている母が読めるのか心配だった。

やはり余り進んでいない・・・。

夜、ベッドに入った母が「何度も読み返さないと解らないの」と打ち明けてくれた。

私は「本を読まなくなってから時間が経っているからそれが普通よ。それにちゃんと進んでいたじゃない。繰り返しながらでも、あれだけ読めれば良いよ~。少しずつリハビリね。」と言うと

笑顔で就寝。

自分自身が気付いている衰えを、誰かに言うのは勇気がいったかもしれない。

そして私は、こういう時どういう風に答えてあげればよいのか、実際は迷う。

余り考えず、こういう返答をしたけど、母は寂しい気持ちにならなかったか?などと考える。

私も何度も母と接しながら、良いと思う言葉を選択していく。





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最終更新日  2017.02.03 10:55:53
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