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にこにこ人生読書ノート

にこにこ人生読書ノート

髙塚 猛さん

髙塚 猛(こうつか たけし)
ホークスタウン http://www.hawkstown.com/

 1947年東京都生まれ。68年、アルバイトのつもりで入ったリクルートにそのまま入社。翌年、22歳で福岡営業所長に就任。1年後、売上高を前年比15倍とし、黒字化する。29歳のとき、再建不能といわれた盛岡グランドホテルの総支配人に就任。わずか1年で黒字に転換。91年、同ホテルの代表取締役に就任。99年、ダイエーの中内功オーナーに見込まれ、大きな赤字を抱える福岡ドーム、シーホークホテル&リゾート、福岡ダイエーホークスの経営に携わる。わずか1年半で78億の経常赤字を3億に圧縮。まさに「平成の再建請負人」の異名をもつ。
 
 
 
「商売魂」                          ★★★★☆
  髙塚猛  サンマーク出版
・人たらしの鬼
・商売とは「勝売」勝ちを売る。相手にメリットを与え、優越感をもってもらうことが商売の基本
・お金を使ってもらうことに対する罪悪感を捨てなさい。
・「リピーター」とは、来てくれたひとり、買ってくれたひとりが、誰かに伝えたくなる、そしてその人に紹介された人が口コミで店にやってくること。
・泥臭くて、人間味のある、人の気持ちと気持ちのぶつかり合い、正論では語れないもの、それが商売。
・人間は、自分の目で見たことに感動するものであるから、努力している姿を、見せないよりは見せたほうがいい。
・情報は受け手が取捨選択するものだ。
・それぞれが自分の物差しをもって生きているのだ。
・「盾」は傷ついてこそ「盾」である。
・一回言って言ったつもりになっていると、相手は「気まぐれに思いつきで言っているんじゃないか」と思って聞き流すことがある。二回、三回と同じことを繰り返して言うと「もしかしたら本気かな」と思い始める。それが、五回、十回になると、ようやくこちらが本気で言っていることがわかってもらえるのだ。
・チャンスを与えることは不平等でいい。できそうな人もできそうにない人も一律に扱って、それを平等というのであれば、それは、リーダーの役割を放棄したことになる。
・相手が相談してきたとき、相手に人生は相手のものだという姿勢を崩さないようにしている。何事も決めるのは、本人だ。
・10人の見方がいたら、10人の敵がいて当たり前。敵がいない人には見方もいない。
・いいと思ったら、それはそう思っている岳ではダメで、伝えて初めて広がっていく。
・7W2H  「いつ」when 「どこで」where 「だれが」who 「何を」what 「なぜ」why 「どのように」how 「だれに」whom 「いくら」how much
・チャンスをつかみ取るための、労力と費用を惜しんではならない。
・何が起きても「私は運がいい」と思える人が、運の強い人である。
・「ありがとう」のそこからもうひと手間がモノをいう。
・企業は「人を止める業」と書く。
・まず意思決定ありき。
・恥は損ではない。
・絶対に、仕事と遊びを区別しない。 仕事は遊びの中に、遊びは仕事の中にある。
・車にバックギアがあるのは、バックするためではなく、方向転換をするためだ。
・過去からの贈り物をどうやって受け取り、未来に何をプレゼントできるか。


「髙塚猛の実践『企業よみがえり学』講義」           ★★★★☆
  髙塚猛  財界研究所
・「正しいものを捨てる」「得をしていたことを捨てる」勇気をもつ!
・多少恨まれてもいいからという思いで、強靭な精神力を持って組織全体を引っ張っていくこと。
・弱者は局地戦で勝負する。強者は総花戦で勝負した方が有利。
・手段が素晴らしければ素晴らしいほど、いつの間にかそれがすべてであるかのように、そのことに頼ってしまうのです。
・マイナスのことを聞きたがることです。悪いことを注意して直るくらいならとっくに直ってます。実社会は学校ではありませんから、百点が満点はないし、優の数も幾つと決まってません。長所を見つけてその長所を伸ばしていくほうが、効率的ですし会社にとっても多くの効果をもたらします。
・自立と連携
・大切なことは、絶対ということはないということです。
・1%の人を確実に動かすような強いインパクト
・悪口は、それだけ自分に存在感がある証拠なのです。一見逆のように見えますが、見方にしたい人ほど悪口をいってもらったほうがありがたいのです。
・やって見せるのではなく、いろいろなことを経験することによって相手の痛みを知ってあげたり、相手をほめてあげることをみつけたりすること、これが大切なことなのです。
・妻の能力「サイノウ」
・「ノウハウ(know how)」ではなくて「ノウフー(know who)」
・「人生は愛と運」  ロマン ソロバン ガマン
・異日常
・見てあげることが最高の教育 見られることが最高の学習
・義理と人情、お人よしとお節介
・信頼する 守る 教育目的以外でしからない 評価する ユーモア
・初めのうちは無理をして良いところを探していたのですが、そのうちわかったことは、本当は無理のないことが一番の美しさなのだということでした。自然、素直。
・未来永劫に続くものを、この瞬間の中に凝縮する


「自分と未来は変えられる」                  ★★★★☆
  髙塚猛  かんき出版
・他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけだ。
・人の力をお借りする。自分一人で物事を進めようとすると、目標設定も小さくなります。何かしようとしたとき「それはできません」とすぐ答える人は、ほとんどが自分一人でしようと考えているから、そのような答を出してしまうのです。
・目的を決めて、目標を設定する。「正しい、正しくない」の基準ではなく「何を大切にするか、そのためにいくつかの正しいことを捨てる勇気があるか」
・コミュニケーションとコンセンサスを大事にする。基本は夢を共有することであり、大切なことが、コンセンサスを得るためのコミュニケーションです。すべてはコミュニケーションから始まるのです。
・過去に悔やまれることがあったとしても、その時点では、正しい選択だったのです。嘆く必要はありません。今の現実をすべて受け入れたうえで「いま大切なこと=目標」に勇気をもって取り組めば、必ず未来は良い方向に変わっていきます。
・自分の言い分はせいぜい三割ぐらいしか通らなくて当たり前
・持信 地信 自信   形から入って心に帰る
・学ぶということは、単に知識を増やすということではありません。学んだことのたった一つの証は「変わる」ということなのです。
・話の内容はデジタルできちっと押さえたとしても、人と直接ふれる入口と出口はアナログ
・仕事というのは「自分よし、相手よし、会社よし、社会よし」が基本
・言葉の先行投資
・別れ際を大切にする。
・ノーと言いながらも、イエスと言う道を探さないといけない。
・真実には二つの真実があって、一つは事実と言う真実、もう一つは実感と言う真実。
・「君にはかなわない」「君の力を借りたいんだ」
・理屈のモノサシ 情のモノサシ  情のモノサシの基準は「人」にある。



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