2009/01/29(木)22:21
それは、範囲が広すぎる。
以前なら、ワイドショーや雑誌の見出しで、
なんでもかんでも「美人」とつけちゃうって傾向があった。
正直、人並み以上であれば誰でも「美人」って感じで、
「美人OL」とか「美人女流作家」とか。
実際に本人を見てみると、
「???」
ってことがしばしば。
最近、それにとってかわるのが「イケメン」だな~、と思う。
誰でも彼でも「イケメン社長」「イケメンシェフ」って感じで、
これまた、実際は
「???」
ってこと、多し。
もうちょっと、使う範囲を絞ろうよ、と思う。
それから、このところやけに広範囲で使いすぎだろ、と思うのが、
「アラフォー」である。
35歳から45歳の女性なら、誰でも「アラフォー」って感じで、
いくらなんでも、35、6は「30歳代半ば」だし、44、5は「40歳代半ば」だと、
私は思うんだけど。
”アラウンド”という言葉のニュアンスからしてもそうだし、
バブルの絶頂に社会に出た40歳ちょうどの人と、
バブルがはじけた直後に就職活動をしなければならなかった38歳の人では、
人生や社会に対する姿勢やら、生活パターンやら、
結婚しない(もしくは、できない)理由やらは大きく違うはずで、
それをひとつの世代としてくくってしまうのは、
ずいぶん乱暴な話だと思うのだ。
今日も、ワイドショーで44歳の女優を「アラフォー」と表現していて、
やっぱりそれは違うんじゃないかな~、と思ったしだい。