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テーマ:ワイン大好き!(30819)
今日は引き続きワイン醸造過程についての問題を解いていきましょう。この分野は頻出なので。
問 ワインの醸造で、メタ重亜硫酸カリの効果について、誤っているものを述べなさい。 1:酸化防止作用 2:有害菌の繁殖を抑え、酵母の働きは妨げない 3:清澄作用が容易になる 4:色素溶出促進 5:細胞膜が破れやすい状態になる 6:アセトアルデヒドのブロック これは、あれですね。 ワイン好きが忌み嫌う?「酸化防止剤」こと亜硫酸の問題ですね。亜硫酸と聞くと体に悪そうなイメージも付きまとい、入っていない方が美味しいのでは、という気分になるのわかります。しかし、ワインが生まれてから、長期保存によって熟成され、現在にまでビンテージワインの美味しさを伝えることが出来るのは、ひとえにこの二酸化硫黄のお陰でもあるのです。殺菌作用もあり、しかも抜栓後はすぐに気化してしまう、人体への害はこれまで数百年のワインの歴史の中でも報告されていない、というものです。 日本では明記が義務づけられていますが、フランスなどでは特にラベルへの明記は義務づけられていません。 さて、そんなわけで解答ですが、 6のアセトアルデヒドというのは、エチルアルコールが酸化して生まれる物質なので、これは1の内容に含まれると言えます。2~4までも、亜硫酸の効果をそのまま挙げています。答えは、5です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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