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テーマ:自然災害(14)
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今日は日本の首都圏はでっかな台風が来てたり、 大きめの地震が来てたり大変ですが、 日本が自然災害が非常に多い国というのは 以前からよく言われてるところです。 曰く、一番の脅威は地震に、台風、 大雨と、それらに伴う洪水やら がけ崩れやら津波やら。。。 日本人的にはそんな中でも「こんなところに 住んでられない。」と思う人はほとんどいないと 思いますが、世界から客観的に見た時には 「なんであんなに自然災害が多いところに 好き好んで住んでるんだ?」という 見方もあります。 だけど、元々住んでる日本人からすれば そんなもんだし、発生すればそれは確かに 大変だけど、のべつ幕なしにあるわけでもないし、 普通に暮らせますけどなにか?という 感覚だろう。 そしてこれは、よく考えてみると どこの国や地域でも同じことが言えて、 例えばよく言われる「アフリカは貧困にあえいで います。」と言って黒人の子供が泣いてる写真が ついてたり、「人口の半分が貧困ライン以下で 暮らしています。」とかって言われたりする。 でも、こういうのも実際に現地では どこまで大変だと思ってるのか? 先進国人から見ると 「こんな環境でよく暮らしてるな。」と思いますが、 彼らからしてみると「別に普通に暮らせますけど、 なにか?なんなら昔より良くなったくらいで。」である。 今は世界の貧困ラインは1ドルいくらかとか、 2ドルいくらかくらいに引かれてるみたいですが、 現地でそれで暮らすのは困難なのか? そもそも途上国では現金経済じゃない部分も 大きかったりもして、物々交換に近い形で、 現金を介さないで経済が回ってる部分も 小さくなかったりする。 だから、例えば“世界から貧困をなくそう”みたいな 事が言われますが、それは現地の人もそう願ってるのか? 実は「いや、別に今のままでいいのだが。変な価値観を 持ち込まんでくれんか?」と思ってたりしないだろうか? キリスト教世界によくある、「オレたちが唯一正しい。 オレたちがかわいそうな彼らを導いてやる。」という 余計なおせっかいになってないだろうか? (余談だが、貧困は無くなりませんよね。 相対的なもんだから。どっかが上がれば 相対的にどっかが下がる。全世界がイコールにでも ならない限り無くならないが、そうなった時は “みんなが幸せになった”と言えるのか?) または、“犯罪が多発する国”みたいに紹介される国でも 人々は普通に暮らしている。もしかしたら周りに 犯罪に巻き込まれたり殺されたりという人も いるかもしれないが、そんな中でも70歳80歳まで 生きて、普通に寿命を全うする人もいる。 彼らに「よくそんなところで生きていけるな。」と 言ったところで、彼らにとってはそれが普通の、 当たり前の生活環境であって、その中で幸せに 暮らしていくために備えたり知恵を絞ったり、 という対処になるだろう。 例えばこれを翻って自分たちに当てはめてみると、 日本の中にも年収が数千万も数億もある人もいて、 自分らなんかが想像もできないような暮らしを してるのかも知れないけど、単に世の中に そういう人もいる、というだけで、 「それと比較して、だから自分は貧しくて不幸。」 とはダイレクトにはならんでしょ?。 別の例を挙げると、小さい頃にこういう経験をした人も 多くいるのじゃないかと思うけど、 それまで普通に一緒に遊んでた友達について、 親が「あそこの家は貧乏で」とか「普通じゃない」みたいな ことを言うことで、急に一緒に遊びづらくなってしまったり、 とかということがあったりする。 子供同士は全然そんなこと気にしてないのに、 大人がそんなことを言ってレッテルを貼るから そこから子供がそういうことを意識してしまうように なってしまう。上とか下とかは比較するから初めて生まれる。 逆に大人が比較することで「あぁ、自分の家って 貧しかったんだ。」と認識するパターンもあるかと思う。 事程左様に、“悲惨かどうか”というのは 比較する対象があって初めてそう認識されるものであって、 だいぶ話が逸れちゃいましたが、日本が災害大国で あったからと言って、(日本の中では)周りもみんな 同じなので、別にそれを悲惨だとは思わないわけです。 それと同じことで、貧しいと言われてる国、 犯罪や殺人が多いと言われてる国でも、 そこに住んでる人にとってみればそれが普通の 生活環境であるので、外から見て悲惨だとか 怖いとかというのは、言うのは勝手だが 必ずしも現地の人も同じ認識なのかは また違うのじゃないかと思うのでした。 ただ。。。戦争。 これはダメだ。これは“普通の生活状況”ではない。 人がケタ違いに殺されるし今までの生活が奪われる。 これだけは無くなってほしい。 人の国に入っていって殺したり、土地や生活を 奪うようなことを考えないでほしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年08月16日 20時40分59秒
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