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テーマ:ニュース(100488)
カテゴリ:たまには「市民」
堀江社長逮捕のニュースを聞き、槌田劭さんの「金主主義」という言葉を思い出した。
学生時代、槌田さんの講演を聞かされた。 第一志望の横浜の大学に合格していたにも関わらず、 家庭の事情で、家から通えるすべり止めの大学に通うことになった私。 気持ちを切り替えることが出来ず、ずっと不適応のままだったので、 この大学で覚えていることと言えば、ラットの解剖をさせられたことぐらい。 槌田さんの講演も義務でイヤイヤ参加させられ、 講演の主旨である環境に関する話は全く覚えていないが、 「今の日本は民主主義ではない。金主主義だ」 という彼の論調は非常に明確で、10年以上経った今も強く印象に残っている。 今、検索したところ、コラムをwebに載せてはる。たかしのコラム 「金主主義」のみならず、テロに対する考え方や「自己責任」、 そしてアメリカに盲従している小泉政権を危惧するコラムも大変興味深い。 ライブドア関連のニュースは、どこでも話題になる。 「あんなヤツを応援するような自民党を、大多数の国民が支持しているのだから、 多数決に従うことが民主主義やから、しゃーねー。」 と、ある方。 あば「私は、少数派の意見も大切にするのが民主主義だと習いました。」 そのお方「・・・(呆れて)○○○(←カタカナの名前)でも読んだら?」 あば「戦後直後の『民主主義』の授業で使われた 教科書にもそのように書かれていますが?」 そのお方「そういう考えは全部否定されてきたんや。 まぁ、△△△でも読んでください。(捨て台詞)」 私はそのお方のように博学ではないけれど、あきらめずにいたい。 「金主主義の構造を変えぬ限り、悲惨な未来が待っている。 真の構造改革が必要なのだ。あきらめてはならない。 」 槌田劭「金主主義を超えて構造改革を」“たかしのコラム”より引用 それから以前、再犯について思ふ。でも書いたが、 彼が有罪か無罪かを決めるのは警察ではなく、裁判であり、 すでにホリエモンを犯罪者扱いした報道には、違和感を持っている。 民主主義について、以前書いたもの→「三角形の内角の和」 『あたらしい憲法のはなし・民主主義』 『民主主義』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 24, 2006 08:56:34 AM
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