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アジアの言葉を丸かじり

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2007年06月16日
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カテゴリ:文法について
梅雨入りが少し遅れているようです。

今日は朝から、夏を思わせる晴天で、梅雨入り前に、
布団を干したり、洗濯物をまとめてしました。

部屋の温度が28℃を越えると、もう扇風機の出番
です。今年も、この様子ですと、暑そうです。


カテゴリー「文法について」、今週で第3週目に
入りました。

先週は、タイ語とヒンディー語の文法を、日本語
の文法と比較しながら、紹介しました。

今週は、アラビア語とヘブライ語の文法に触れて
みようと思います。

しかし、なぜ、アラビア語とヘブライ語の組合せ
なのでしょうか?

それは、

イスラエルの公用語であるヘブライ語は、アラブ諸国の
公用語であるアラビア語と共通点を持つからです。

アラビア語とヘブライ語は、共に、右から左へ読みます。
そして、表記は、全く異なりますが、発音が同じ単語が
沢山あるのです。

イスラエルは、長い間、アラブ諸国と紛争を続けていま
すが、民族的には、”セム”族に属し、アラブ人と同じ
ルーツなのです。

詳しくは、2007年3月24日、3月31日、4月7日の日記を
ご覧下さい。

このように、一見、関係のなさそうな、言葉でも、近い
国の言葉は、共通点が見つかることがよくあります。


では、今週も、

”アジアの言葉に親しむ”という目的から、感覚的な
見方で、文法の比較をしてみます。


先週の、タイ語とヒンディー語と同じ進め方です。

文法の基本骨格とも言える、3つの基本的な例文です。

つまり、

◎自分の意見を述べる◎

◎人に聞く◎

◎お願いする◎

の3つについて、アラビア語とヘブライ語で比較して
みましょう。


まず、アラビア語ですが、アラビア文字で書かれて
います。アラビア文字をここで、入力出来ないことは
ないのですが、発音のとおり、カタカナで書きます。

アラビア文字を見たい人や、自分で入力してみたい人は、
2007年3月31日の日記や、私のフリーページの
”パソコンでの文字の入力”を参考にしてください。

アラビア語の語順は、英語に似ています。

◎私は、日本人です。    

アナー     ヤーバーニー
(私)     (日本人)  
I     am   Japanese
→英語と語順が同じ。”~です”の部分は、省略。

◎これは、何ですか?   

マー    ハーザー?
(何か)  (これ) 
 What is it?
→英語と語順が同じ。”~です”の部分は、省略。


◎これを、下さい     

   アシュタリー  ハーズィヒ
   (下さい)   (これ)
  I  want     this
→英語と語順が同じ ”私”という部分は省略
されているように見えるが、(アシュタリーに、
私という意味は含まれている。)


次に、ヘブライ語ですが、ヘブライ文字で書かれて
います。

ヘブライ文字を見たい人や、自分で入力してみたい
人は、2007年3月17日、あるいは、31日の日記や、
私のフリーページの”パソコンでの文字の入力”を
参考にしてください。

ヘブライ語の語順も、英語に似ています。

◎私は、日本人です。

アニー     ヤパニー 
(私)    (日本人) 
I    am   Japanese
→英語と語順が同じ。”~です”の部分は、省略。

◎これは、何ですか?

 マ     ゼ?
(何か)  (これ) 
 What is  it?
→英語と語順が同じ。でも、”~です”の部分は、省略。


◎これを、下さい
 
エット   ゼ    ベヴァカシャ  
(~を) (これ)  (下さい)
日本語と語順が同じ 


それでは、アラビア語の例文3つを声に出して読んで
みましょう。どんな感じがしましたか?

そして、ヘブライ語の例文3つも声に出して読んで
みましょう。どんな感じがしましたか?

今、声に出して読んでみた印象が、その言葉の持つ
外見に当るものかと思います。

(発音は、アラビア語とヘブライ語とは、似ているのが
 分かりましたか?表記は、全く異なるのですが)


まずは、上の3つの表現にプラスして

◎過去にしたこと

◎未来にすること

◎出来ること、出来ないこと

◎可能性を聞くこと


の4つについて、表現の方法を知っていれば、
大雑把に、その国の言葉の文法の構造の特色が
つかめるのではないかと思います。

アラビア語では、過去の表現は、動詞を
完了形に変化させます。
動詞の語根と呼ばれる部分は変えず、語尾が
多彩に変化します。この語根を見抜くのが、
ポイントであり、難しいところです。
未来形は、動詞の現在形の頭に「サ」という
接頭辞を加えてつくります。

そして、この動詞の基本型に加え、派生型と
呼ばれるパターン(2型~10型)があります。
基本型に、それぞれ、少しだけ違った意味を
付け加えます。(座る→座らせるのように)

アラビア語は、動詞の変化が多彩で、世界一難しい
言葉とも言われたりします。

ヘブライ語にも語根があり、勉強する(ロメッド)
と学生(タルミード)、学習(リムード)は、同じ
語根からつくられています。

また、ヘブライ語は動詞の語根を活用させるのに、
7つほどのパターンがあり、能動、受動などを表す
ことが出来ます。パターンは、”態”と呼ばれます。
例えば、能動態である”パアル態”、受動態の
”プアル態”などがあります。
アラビア語と同じく、語根を見つけるのがポイント
となります。

アラビア語も、ヘブライ語も慣れるまで、
時間がかかりそうです。
でも、そのようなことは、ひとまず、ここでは、
おいて置きましょう。

何より、基本の構造の文を発音してみて、その言葉
独自の感覚を肌で感じるのが、文法の勉強でも、
初めの第一歩のように思います。

毎回、言っていることですが、
その時に、比較するもの(日本語や英語)があると
感覚がより鮮明になりますね。

そして、大体、感覚がつかめれば、過去や未来、
そして可能の表現等を、まずは大まかに、好みの
テキストを使い、勉強する方法が、文法学習の
早道ではないかと思います。

今回の文法の話は、いかがでしたか?

やはり、相当に、難しかったでしょうか・・・。
ウィンクごめんなさい・・・。

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では、また来週お会いしましょう。
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最終更新日  2007年06月16日 16時26分13秒
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