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カテゴリ:学習方法について
今日、11月3日は文化の日です。
昨晩から、きれいに晴れわたり、朝の冷え込みも 午後には解け、暖かな陽気の日となりました。 昨日のNHKで知りましたが、近所(大阪府吹田市) にある、国立民族学博物館(みんぱく)は、11月に 開館30周年を迎えるそうです。 私も、もう10年程前になりますが、休みの日に、 全フロアーをみるために、10回以上、みんぱくに 通い続けた記憶があります。 数多くの、色鮮やかな展示物を見ていると、時間を 忘れました。でも、歩きつかれたら、数人単位で 座れ、自分で見たいものを選べる、ビデオブースが ありますので、そこで、座って勉強も出来ます。 広い日本庭園や、広い芝生の公園が隣接しています ので、眼が疲れたら散歩してみるもの良いでしょう。 今週からは、しばらく日記のテーマを、外国語、特に アジアの言葉の学習方法について、まとめていきたい と思います。 今までに、文法や単語、発音や文字、その他の雑感 という分類で日記を書いてきました。 今週からは、その基礎知識を組み合わせて、総合的な 内容について書いていこうと思います。 それでは、今週のテーマである「まず言葉を感じる」 から始めましょう。 まず、アジアの言葉を勉強する時には、自分はどの 言葉を選ぶのか、というところから始まります。 もちろん、仕事や、その他、必要があってある言葉を 勉強する場合や、好奇心から、何も考えずに選ぶ場合 もあるでしょう。 でも、いずれの場合でも、その言葉の第一印象という ものは、後々に想像以上に影響を与えるものです。 第一印象を大事にしましょう。 私は、言葉は音楽のようなものだと思っています。 そして、自分の体は、いわば、楽器のようなもの。 ですから、ある言葉は、自分の体の持っている波長 に合うけれども、他の言葉は、自分の体に馴染まない、 そういうことが、多いのではないか、と思うのです。 例えば、クラシック音楽を三味線で弾こうとしても、 無理があります。逆に、日本の民謡をトランペット で吹こうとしても、難しいものがあります。 もし、自分が語学学習にはあまり慣れていないと 考える方は、第一印象を大事にして、自分の体の 波長と、なんとなく違う場合は、あまり無理せず、 他の言葉を選んでみるが良いか、と思います。 第一印象とは、その言葉の響きであったり、文字の 形であったり、主に、耳と眼から入る情報によって 決まります。文法などは、いくらか勉強しないと、 なかなか自分に合うかどうか、分かりません。 書店に行ったら、まず、テキストを眺めて見ましょう。 文字の形が、ちょっと難しそうに見えても、何となく 親しみを感じたら、多分、勉強しても大丈夫です。 けれども、CDやテープが付属してみても、実際に 音声を、買う前に聞いてみるのはまず不可能です。 その場合には、私のブログのフリーページである、 「海外のテレビやラジオ」で、聞いてみるのも良い かもしれません。耳障りが良ければ、大丈夫でしょう。 そして、仕事や、事情で、自分の第一印象に関係なく 勉強しなければならないときには、まず、印象を良く するように自分で工夫してみましょう。 その具体的な方法は、 その文字を見て、”真似して書く”ことと、 音声を、”真似して発音してみる”ことです。 そうすることで、知らず知らずの内に、自分の体が その言葉に適応して変化していきます。 自分の体が、勉強する必要のある言葉に適応して変化 すると、印象までも、良い方へと変わっていくようです。 そうして、少しでも、言葉を実際に自分の体で感じた 後に、勉強を始める方が、頭だけで考えて、本もページ を一度もめくらずに買ってきて、いきなり文法を調べる よりも、体がうまく反応して、後々、勉強がスムーズに 進むように思います。 今週は、勉強の前に、第一印象を大事にすることを 書いてみました。 自分の体に合わない言葉を無理に勉強すると、長続き しないものです。好きな言葉から気軽に始める方が、 その内に、だんだんと、自分の感覚とは違う言葉でも 受け入れるようになれるのではないかと思います。 受け入れの準備を、することが、勉強の第一歩です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月03日 16時26分15秒
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