アジアの言葉を丸かじり

2007/11/17(土)15:37

まず2つの言葉の発音と文字を学ぶ

学習方法について(8)

曇りの天気が続いていましたが、昨晩から また、晴れ間が戻りました。雨が降ったり 止んだり・・・一日一日、気温も下がり、 秋が深まって行くのを実感する毎日です。 昨晩、晴れたので、北の空に見えている、 ホームズ彗星というものを、双眼鏡で見て みました。Wの形のカシオペア座の方角に 見えます。10月末には、肉眼で簡単に 見つけられましたが、今は、都会の空では 双眼鏡でしか見えません。 それでも、丸い真綿のような形の彗星が 観察できました。近いうちに、ビデオで 撮影した写真をHPで公開いたします。 太陽や月の力を感じてみようへジャンプ さて、先週は、一度に複数の言葉を勉強 する方法について、最初から、極めるの ではなく、だんだんと”雪だるま式”に、 そして同時に、”比較”しながら、アジア の多様な言葉を効率的に勉強してみること を説明しました。 なお、目的とするレベルは、各人により 異なりますが、それこそ、雪だるま式に 言えば、大きな雪だるまが欲しいのか、 小さな雪だるまでも、とりあえずは十分 なのかによると思います。 勉強する項目は、既に書きましたが、 発音、文字、単語、文法、簡易表現が あります。 どれを、最初に手をつけましょうか。 いきなり、旅行に行くことでなければ、 単語、文法、簡易表現は後回しです。 そこで、発音か、文字をまず、どうで しょうか、ということになります。 文字の書き方を学ぶ過程で、当然のこと ながら、その発音も学ぶことになります。 しかし、発音を学ぶ過程においては、 カタカナ読みで、とりあえずは十分かと 思いますので、文字は必要ありません。 私は、どちらが先でも良いと思いますが、 出来るならば、CDやテープで、音声を 聞き、何となくイメージがつかめたら、 簡易フレーズがカタカナ読みで列挙して ある、本を音読しながら、平行して文字 を書いてみて、感覚をつかむという方法 をお勧めします。 実は、その言葉の持つ、独特の文字には、 その言葉の魂というか、特性が込められて いる気がします。写経で文字を書き写す のも、その文字の持つ、魂に触れること になるからだと思います。 文字を、自分の手で実際に書いてみること により、あなたの体に、その文字の魂が 入り込むようなイメージです。 そして、あなたの体は、楽器のようなもの ですから、自分の口で、その言葉を発声 することで、その言葉の魂が体内に響き わたり、体も変化するように感じます。 単語や、文法、そして、それらを組み合わ せた簡易表現は、まず、このように、体が その言葉を受け入れる準備が出来てから、 流し込むと、効率が良いように思います。 簡易フレーズがカタカナ読みで列挙して ある、本で、一度に沢山の国の言葉が 書いてあるものの一つを紹介します。 国際語学社の「アジア22ヶ国語会話」です。 アジア22ヶ国語で書いてある、ポケット版 の会話集ですが、学びたい言葉をまず一つ 選んで、そのページをコピーしてみます。 そのコピーしたページを、あまり考えずに 音読します。内容を考えるよりも、まず、 ただ、読むことに専念してみましょう。 毎日、決まった量だけ、数分で良いですので 声に出して読んでみましょう。早ければ、 数週間で、口が滑らかになり、その言葉の 魂が感覚としてつかめるかと思います。 これが出来れば、次に、文字の練習になり ますが、文字の書き方や、発音が丁寧に 書いてある参考書であれば、どれでも良い と思います。 CDやテープ付きのものが、お勧めですので 入手しやすく、種類も多いもの、例えば、 白水社のCDエクスプレスシリーズです。 今日紹介した本の写真は、フリーページの 「参考書について」、をご覧下さい。 複数の言葉を比較しながら、複数と言っても まずは、2つ選ぶのが良さそうです。 慣れれば、3つ一度に勉強出来るようになる かと思いますが、まずは、どれか、2つの 言葉を選んでみましょう。 (中国語と韓国語など・・) 来週は、単語、文法、簡易表現などについて、 おおざっぱに書いてみようと思います。

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