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カテゴリ:学習方法について
先日、インドの方に、チャクラ(ヨガで言う
経絡のようなもの)マッサージというものを して頂きました。 緩やかに、足から緊張をほぐして首筋まで、 約1時間、チャクラのバランスを整えて頂き ました。肩が回りやすくなりました。 その時に、ヒンディー語のことに話題になり ました。日本語の”ありがとう”や、”禅” などは、サンスクリット語が起源のようです。 お茶(ヒンディー語でチャーイ)の起源は、 達磨が座禅を組んでいる時に、眠くならない ように”まつげ”を抜いたそうですが、その ”まつげ”から生えた植物がお茶になったと いうことです。それで、お茶を飲むと、目が 覚めるのだそうです。 この1ヶ月の間、「複数の言葉を同時に 勉強する」と言うテーマについて、発音や 文字、そして、単語や、簡易表現、文法に ついて、書いてきました。 今週は、先週に引き続き、”文法”について もう少し書いてみようと思います。 先週は、覚えるべき文法として、 1.誰が、何をする (意見や事実を述べる) 2.何をしたら、”駄目だ”(否定の表現) 3.何ですか、~をしますか(疑問の表現) について説明しました。 今週は、 4.~して下さい、しろ (お願いや命令をする) から始めます。 ~して とお願いする型には、2通りあります。 中国語のように、清(チン)~、もしくは、 インドネシア語の、tolong(どうか)~、 silakan(どうぞ)~ という具合に、お願い する動詞に決まった単語を付ける方法です。 タイ語もこのパターンです。 もう1つは、日本語の、(食べ)て、の ”て” 韓国語の、(~)セヨの、”ェヨ”、 ヒンディー語の(~)ジエの、”ィエ” などのように、動詞の語尾にお願いの気持ちの 語尾をつけ加えるタイプです。 (アラビア語は、語尾でなく、語頭が変化します 文字も右から左に読むように、文法も逆です) 英語は、pleaseを動詞の前につけますね。 お願いの方法は、どのパターンになるのか 知っておけば、飲み込みも早いと思います。 5.~をした、~をするつもり (過去や、未来の表現) これも、大まかに、2とおりあります。 まず、一つ目は、動詞が変化しないタイプです。 この場合は、過去か、未来か、現在なのかは、 文脈や、その他の言葉の力を借りて判断されます。 中国語は、動詞が変化しないので、昨日や明日 等のように、時間を表す単語や、完了を表す、 ”了(ラ)”を動詞の後に入れて表現します。 タイ語でもインドネシア語でも、動詞自体は、 変わらず、他の単語から推定したりします。 もう一つは、日本語の、~した の”た”、 韓国語、の~イッソヨ、~アッソヨの、”ッソヨ” のように、動詞の語尾自体が変化するタイプです。 ロシア語もそうです。アラビア語、ペルシア語も 語尾が変化します。 この場合は、動詞が変化しないタイプの方が、 簡単です。 といいますか、ずっとずっと簡単です。 英語でも、現在形-過去形-過去分詞形を 覚えるのは大変ですから。 概して、未来型の方が、過去形より簡単です。 現在形が未来形を兼ねていたり、過去形よりも 語頭に簡単な言葉(接頭辞)をつけ加えたり、 変化のパターンがシンプルなどで、未来形は、 過去形が出来れば、大丈夫でしょう。 6.~できますか、(可能性や許可の表現) これは、あまり、パターンはありません。 英語でも、canという助動詞をつけますが、 同じように、大抵の国の言葉で、洋の東西を 問わず、助動詞のようなものをつけ加えます。 中国語では、”可以~?” 韓国語では、”~ドュエヨ?、~ケンチャナヨ?” 日本語では、”~できる?” ヒンディー語では、”~サクテェー?” タイ語もこのパターンです。 以上で、どの国の言葉を学ぶときでも、 その文法として、おさえておきたい重要な 個所に触れることが出来ました。 文法の胴体の部分にあたります。あとは、 手足のような、末節ですが、細やかな表現 には欠かせない文法を抑えておきたいところ ですが、次週に回したいと思います。 今日も、大変、お疲れ様でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月15日 15時45分51秒
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