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アジアの言葉を丸かじり

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2007年12月22日
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カテゴリ:学習方法について
今日は雨です。年賀状を書き出していますが、
なかなか進みません。

簡単に、あいさつの一言を書こうとしますが、
ついつい、数行になってしまいます。

一年に一度、年賀状での連絡の知人もいますので、
どうしても長くなってしまうのです。

この調子だと、週末ずっとかかりそうなので、
適当に切り上げないと、終わりません。
楽しみながら、かつ、スピーディーに行きます。

さて、この日記も、テーマである
「アジアの言葉を一度に勉強してみるには」で
50回目を迎えました。

重たい内容で、引っ張ってきたので申し訳け
なく思います。今週も、文法に関するもの
なので、重い内容になりますが、出来るだけ
軽く進めていこうと思います。

先々週は、

1.誰が、何をする    (意見や事実を述べる)
2.何をしたら、”駄目だ”(否定の表現)
3.何ですか、~をしますか(疑問の表現)

でした。

そして、先週は、

4.~して下さい、しろ    (お願いや命令をする)
5.~をした、~をするつもり (過去や、未来の表現)
6.~できますか、      (可能性や許可の表現)

でした。

これで、文法の胴体部分は大丈夫かも
しれませんが、手足のような、末節ですが、
細やかな表現には欠かせない文法を抑えて
おきたいところです。

そこで、今週は、そのような、細やかな
表現に必要な文法にどのようなものがあるか
書いてみます。

7.~させる、~される (使役や、受身の表現)

韓国語では、「~ゲ ヘヨ」で使役を、
中国語では、「被~」で受身を表現します。
ヒンディー語のように、動詞の形が変化する
場合もあります。

8.より~、一番~ (比較や最上級の表現)

中国語では、「比~」の形です。
このように、~の形容詞が変わらない場合
があります。タイ語もそうですが、「より」、
「一番」を表す語が、形容詞の後ろにつきます。

比較級のように、形容詞自体が変わる場合が
あります。例えば、ロシア語では、形容詞の
語尾に、eeをつけて、比較級をつくります。

9.もし、~ならば (条件文、仮定法の表現)

韓国語では、「~ミョン」で、~ならばの意味に
なります。ペルシア語あごでは「アギャル~」で
~ならばの意味になります。

動詞自体が変わるものもあります。ロシア語では、
英語と同じく、動詞の過去形で、仮定の表現をします。

10.~するところの (関係代名詞、複文の表現)

インドネシア語では、「yang~」で、~するところの
意味になります。ペルシア語などでもそうで、大抵の
言葉では、このように関係代名詞を使って表現します。

けれども、韓国語や日本語のように、名詞を動詞の
連体形で修飾して表現することばも、あります。

11.~し続けている (継続の表現)

韓国語では、「~ッスムニダ」で、~しているの
意味になります。

12.その他

これは、各国独特の表現が、必ずありますが、
そのことを指します。けれども、全体の割合から
みれば、独特の部分は、わずかになります。

インドネシア語の有題文や、排他文のように、
~は~だ(有題文)、~は~だけだ(排他文)
のように、名詞と形容詞だけを並べてつくる
ような構造の文体です。

一つ一つの項目に、あまり突っ込まず、比較
しながら、パターンとしてどのようなものか
考えながら勉強すると、頭が整理されて効率
が上がると思います。

皆さんも、丸覚えするのではなく、何が、
この言葉の特徴なのだろうかと、考えて調べ
まとめながら勉強すると、思わぬ発見がある
と思いますよ。

そのためには、まず、参考書の目次の部分を
よく読んで、大まかな文法説明の流れを
把握してから、勉強を開始することでしょうか。

お疲れ様でした。






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最終更新日  2007年12月22日 16時48分17秒
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