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アジアの言葉を丸かじり

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2008年02月02日
XML
カテゴリ:音声に親しむ
2月に入りました。

先週から、目がかゆく、花粉症のような
感じがしますが、どうなのでしょうか。

明日3日が、節分の日で、4日が立春に
なります。相変わらず、寒い日が続いて
いますが、季節は進んでいるようです。

冬も、終わりに近づきつつあるのでしょうか。

今週は、2007年1月12日と、2008年1月26日に
とり上げました、それぞれ、ペルシア語と、
ラテン語を日本語と混ぜて、同時に聴く
実験をしてみましょう。

いきなり3つ混ぜると、聞き辛いことが予想され
ますので、順番としては、

日本語→(日本語+ペルシア語)→(日本語+ペルシア語+ラテン語)
の順番で連続して録音してみました。

さらに、続けて、1つずつ、言葉の数を減らし
録音してみました。つまり、
(日本語+ペルシア語+ラテン語)→(ペルシア語+ラテン語)
→ラテン語
の順番です。

興味がある方は、下のURLアドレスにアクセスし、
リンク先へジャンプ
【メールアドレス】asianlang1@hotmail.co.jp
【パスワード】3571207548
を入力してから、nemurino-persian-latin-12321.mp3
という名前のファイルをクリックして、
ご自身のパソコンで保存する等して聞いてみてください。
(ファイルを入手後はログアウトして下さい!)
※他の方がログイン中で、上のメールアドレスでは駄目な場合は、
【アクセスID】asianlang2@hotmail.co.jp
【パスワード】0465967136
も用意しました。再度、お試しください。

どのような感じがされましたか。

3つが一緒になった時には、騒音のように
聞こえたかもしれません。その分、最後に、
ラテン語だけを聞いた感じでは、きっと、
初めてラテン語を聞くよりも、クリアーな
感じがしませんでしたか。

効果的に、耳をだますと、いつもより
耳の集中力が高まり、勉強の効率を上げる
ことが出来るかもしれません。


また、ペルシア語よりも、ラテン語の方が
日本語と似た波長を感じませんでしたか。

ペルシア語は、アラビア語と同じで、
アラビア文字を使いますが、発音は、
アラビア語よりも、子音が多く、英語
その他、西洋の言葉に近く聞こえます。

ペルシア語の発音は、「チェ、チ」という
音が聞こえて、西洋的に聞こえます。

加えて、文法も、ペルシア語は東洋の
フランス語と呼ばれるように、しっかり
体系づけられたもので、西洋的です。

一方のアラビア語は、日本語と同じように、
母音を大事にしますので、温かみのある、
しっとりした音を持っています。
(2008年1月19日の日記を参考)

これに対して、

ラテン語は、文字にアルファベットを使い、
東洋というよりは、西洋の言葉なのですが、
日本語と同時に聞いても、あまり違和感を
覚えません。

それは、ラテン語のアクセントが、日本語と
同じように、強弱(ストレス)ではなく、
高低(ピッチ)に近いことや、日本語と同じ
ラテン語も母音を丁寧に発音するからかも
しれません。(2008年1月26日の日記を参考)

地理的には、ペルシアよりも、ラテン語圏
の国々の方が遠い国ですが、聞いた感じでは、
ラテン語の方が、耳にやさしい感じがする
のは、不思議な感じがします。

かつて、私が聞いたところによると、
乾燥した国の方が、湿度の高い国よりも、
高周波の音が通るので、子音を大事にする
そうです。逆に、湿度の高い国(日本や、
イタリアなどの漁業、農耕国)では、
母音が良く伝わるので、母音を大事にする
ということです。

文字は、地理的に近かったかどうかが、
共通点の決め手になりますが、音は、
自然環境や民族の体格など、より感覚的
なものが近いかどうかが、共通点の
決め手になるような感じです。

こうした事実を無視して、勉強をすると
しんどい割に、成果が出ないという結果に
なりかねないと思います。

体に染み込んだリズムというのは、
なかなか、簡単には変わりませんが、
工夫すると、きっと、自分の体のリズムを
変える、良い方法が見つかるはずだと思います。





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最終更新日  2008年02月02日 15時49分06秒
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