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アジアの言葉を丸かじり

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2008年04月19日
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カテゴリ:言葉と体質の関係
三寒四温の天気そのままに、からりと
晴れる日は、長くは続きません。

雲の隙間から日が差しては、雨が降る
というような、変わりやすい天気が
続いています。

昨日(4月18日)は、東京では、大雨が
降ったようです。洗濯する日を考えて
しまうような、難しい天気です。

さて、

連続して3週間、西洋の言葉、特に英語と
アジアの言葉について、特に、発音の
違いについて、比較して書いております。

発音は、体の構造とも深い関係です。

発音するためには、呼吸をしますが、
呼吸は、心理状態や、体の状態とも
密接に関係しているからです。

初回は、ネコの鳴き声をヒントに、
そして、次は、テレビのアメリカ政府の
報道官がするジェスチャーにヒントを
もらい、前回は、バッハの曲を歌う
コーラスグループの練習をヒントに、
書いてみました。

今週は、ヨガの聖音(マントラ)という
ものについて、紹介します。

ヨガを始める前に、正座して、意識の
集中と心肺機能の強化をするために、
「ア」、「オ」、「ン」の3つの
音を、長く続けて発声します。

「ア」の音は、血液をアルカリ性にし、
胃腸の働きを良くし、正確を明るく
するそうです。

「オ」の音は、血液を弱酸性化し、性格を
やさしくするそうです。

「ン」の音は、中和音で、心身を統一し、
集中力を高める効果があるそうです。

発音によって、体の状態も変わるよう
です。そして、体が変われば、気持ちも
変わるでしょう。

ところで、これらの音は、全て母音です。
母音とは、腹の底から出す音で、よく体に
響きます。出すのは比較的簡単です。

一方、子音は、口や喉の形を変化させ、
舌を使ったり、歯の間から音を漏らす
ようにして、工夫して出す音です。

たとえば、日本語は、母音を大切にして
発音されますので、特に、母(はは)に
代表されるように、「あ」の音は良く
使われます。

あーあ、また、かあさんの肩たたきか~

これは、英米人には、読むのが結構、難しく
感じるでしょう。

一方英語では、子音が良く使われます。
特に、tやcの音の発音などは、よく
出てきます。子音を、英語らしく発音する
ためには、練習が必要です。

下の文章を、声に出して読んでみて下さい。

Team sports teach children how to
work together.

(団体競技で、子供たちは、力を合わせて
 取り組むことを学びます)

舌と、歯を、巧妙に使えないと、平べったく
日本語読みになってしまいます。

そして、先週書いたように、あまり、腹の
底から息を出すよりも、胸の辺りを意識して
(こぶしでたたいて刺激しても良いでしょう)
そこから、息を吐くように読むと、流れる
ように、読めるのではないでしょうか。

さて、「ン」の音について考えてみます。

「ン」の音については、英語で発音する時は、
「ン」というよりは、日本語では、「ウンヌ」
と書いたほうが良いかもしれません。

日本語の「ん」は、口を閉じて、

ん?ん?

でも、十分ですが、

英語の場合には、

ウと、ヌの音を、口の中を微妙に小さく変化
させて、ンの前後につけ加えるとそれらしく
聞こえます。

Listen!(聞いて!)の場合には、

日本語読みでは、リッスン!になりますが、
英語らしく発音させるためには、リッスゥンヌ!

と、ちょっと、きばって、発音した方が良い
かもしれません。

どうして、こんなに、気張ってしまうのか?

それは、一つは、英語は、山の形をした抑揚
を持っているからでしょう。山のように、文章
のどこかで、盛り上がりたいのです。

ですから、盛り上がったあとや、盛り上がる
前の助走で、余韻が残ったり、助走が必要なの
でしょう。平べったくは、読めないのです。

Listen!は、「リ」を強めに抑揚をつけると
最後の「ン」は余韻で、重めになります。

こうした、躍動感をつけて、はつらつと、
元気良く、cheerfulに、読むと、英語らしく
聞こえます。

ヨガの聖音(マントラ)に話を戻します。
ヨガの聖音(マントラ)を唱える時は、
平べったく、長く発声します。

特に、きばったりはしません。

日本人である、我々には、馴染みやすい
音です。お経のような響きがします。
実際、声に出してみると、気持ち良く
感じます。

もし、マントラが、子音中心の音だったら
どうなるでしょう。子音は長めには発音は
出来ないので、無理でしょう。

体全体で、響くような気持ちの良い音には
ならないような気がします。当たり前?
でしょうが、なかなか奥が深いものです。

リラックスするには、母音が必要になる
のではないかと思います。

ヨガの聖音(マントラ)については、まだ
面白いことが隠されているようですので、
いずれ書きたいと思います。

今日は、英語の子音、tやcの音を感じて
みました。そして、「ン」の音を出す時の
抑揚感についても、書いてみました。

子音を出す時に感じる、体の変化、そうした
微妙な感覚を、母音に慣れ親しんだ私たちが、
考えてみると、面白い発見があると思います。





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最終更新日  2008年04月19日 16時12分08秒
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