|
カテゴリ:応用と実践
明けましておめでとうございます。
今日は、まだお正月気分が抜けていない のですが、皆様はいかがでしょうか。 年末は、大晦日に、夜の10時半~深夜の1時 まで、五体投地法という、チベットやインドで 行われているヨガのポーズを、108回も繰り 返して過ごしました。(除夜の鐘の数です) 心身浄化のポーズで、奈良の東大寺の 二月堂のお水取りの時にも行われるそう です。足腰がしっかりした気がします。 その後、八幡様に初詣、お稲荷さんにも 寄って明け方、4時過ぎに帰宅でした。 先週まで、トルコ語の感覚を、文字の紹介 会話の発音を聞いたりして、自分で感じて みる作業をしました。 まずは、この第一印象が大事です。 まず、言葉の感覚を受け入れるのです。 少し、トルコ語のフレーズを口に出して みましょう。 意味は考えないで下さい。 ギュナイドゥン、イイ アクシャラム メムヌーン オルドゥム ナスルスヌズ アフェデルスィニズ、アドゥヌズ ネディル 舌が、口の中で、ネバネバしませんでしたか? この、ネバネバ感が、トルコ語の特徴です。 アルファベットを使いながらも、ネタネタ した感じで、英語のように、サラサラ感が ないところが、やはり、アジアの血が流れて いる気がします。 感覚的な作業はここまでです。 今週は、単語や、文法、そして、簡易表現の うち、まず、単語について書いてみます。 ところで、単語習得について、何か、効率の 良い方法はあるのでしょうか。 結論から先に、言ってしまいますと、 単語には、非常に使用頻度の高い、そして、 応用の利く単語があるので、まず、そこから 増やすべき、だと思っています。 その中でも、私が”使える”単語として 大事だと思う単語を書いてみますと、 まずは、動詞です。名詞ではなくて、 動詞です。動詞が使えると、世界が 動かせます。(ちょっと大げさ) でも、名詞より重宝しますよ。 トルコ語の動詞は、原形が、”~ mek ”か ”~ mak ”の形になっています。 そして、~ の部分が語幹と呼ばれ、 変化せず、”~ mek ”や ”~ mak ”の 部分が、人称と時制によって変化します。 (女性、男性では変わりません。楽です。) 1.行く 行くは、トルコ語で、”gitmek” (ギトゥメック)です。 ”gitmek”は原形で、現在形は ”gidiyor”です。 日本語と違い、人称によって、語尾が 変化します。 私は、”gidiyorum” おまえは、”gidiyorsun” 彼、彼女は、”gidiyor” あなた(方)は、”gidiyorsunuz” 彼ら、彼女らは、”gidiyorlar” ”gidiyor”の語尾が、変化します。 行くという単語は、非常に応用が利き、 実践的な単語です。 後ろか前に場所を入れてみると、十分 通じます。トルコ語は前に入れます。 興味深いことに、 トルコ語は、日本語と語順が同じです。 トルコ語はウラル・アルタイ語族という モンゴル語とも同じ語族です。 トルコ語は、日本語や、そして、韓国語 ととも、語順が似ていたりします。また 母音調和(酒屋は、サケヤではなく、 サカヤと読むように、母音が変化する) の特徴があるために、日本語や韓国語も ウラル・アルタイ語族の親戚ではないか、 という見方もあるほどです。 あなたは、大学へ行く= ”universiteye(ye=へ) gitmiyorsunuz” まず、何をおいても、この行くという単語が 何か、調べて、覚えておきましょう。 2.見る 見るは、トルコ語で、”gormek ” (ギョルメック)です。 oの部分は、上に二つ点がつきます。 (2008年11月1日の日記トルコ文字を参照) 目玉が、ギョロン、ではないですが、 ギョルメック、笑いが込み上げます。 ”gormek ”は原形で、現在形は ”goruyor ”です。(uの上に点二つ) 人称によって、語尾が変化します。 私は、”goruyorum” おまえは、”goruyorsun” 彼、彼女は、”goruyor” あなた(方)は、”goruyorsunuz” 彼ら、彼女らは、”goruyorlar” ”goruyor”の語尾が、変化します。 見るという単語も、非常に良く使いますし、 また、応用範囲も広い単語です。 目から入る情報はとても多いもので、 ”行く”と並んで、大事な動詞です。 見るという単語に加えて、本や新聞、手紙 という、書くものに関する単語を調べて、 覚えてみましょう。たどたどしい会話が、 一度に、数段グレードアップします。 3.5W1Hの表現 いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように、 ”ne zaman(時)”= いつ ”nere”= どこ ”kim”= だれ ”ne”= 何 ”neden”= なぜ ”nasil”= どんな この単語を知っていると、とりあえずは、 自分が知らなくても、聞くことが出来るので 重宝します。 有難いことに、大抵、この疑問表現に使う単語は、 どの国の言葉でも短く、また、発音も容易なものが 多いようです。トルコ語も、ne をベースにして 変化するので、赤ちゃんでも話せるでしょう。 このように、 とりあえず、”行く”、”見る”、5W1Hの 表現を覚えておけば、小さなこどものレベルで トルコ人と、最低限のコミュニケーションが 出来ると思います。 前にも書きましたが、 そこに、本や新聞、手紙等、書くものに関する 単語を数個知っておくと、子供っぽくならずに 格式が上がるはずです。 そして、この後は、必要に応じて、旅行ですと バスや、タクシー、食事ですと、コーヒーや お茶、といった、目的別の単語を中心に、 レパートリーを、”少しずつ”広げていくと トルコ語習得の最短経路ではないかと思います。 この辺りは、また、次の機会にいたします。 例年になく、大変な幕開けとなりましたが、 今年も、よろしくお願いいたします。 終わり良ければ、全て良し! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月03日 15時48分30秒
コメント(0) | コメントを書く
[応用と実践] カテゴリの最新記事
|