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カテゴリ:比較とまとめ
梅雨の晴れ間にも2種類あるそうで、
今日は、乾燥したさわやかな晴れ間です。 これは、大陸性の前線の北側に入った からで、もう一つの晴れ間は、太平洋 高気圧の下、前線の南側に入るもので、 こちらは、ムシムシ暑いそうです。 写真は、アガパンサス。 別名を、紫君子蘭(むらさきくんしらん) と呼ぶそうですが、百合科の植物で、 南アフリカ原産だそうです。 さて、アジアの言葉を一度に勉強 するという試みも半ばにきました。 アジアの言葉を、日本から、アジア 大陸をシルクロードに沿って旅する ように、東から西へ見てきました。 アジアの言葉について、今までブログに した内容を、少しでも分かりやすくする ために、比較表を作成してみました。 (大体のイメージ) 実は、無理して腰を痛めてしまい、 他の作業が出来なくなったので、 整理に手をつけることが出来た訳です。 韓国語、中国語、ロシア語、タイ語、 インドネシア語、ヒンディー語、 アラビア語、ヘブライ語、ペルシア語、 トルコ語、ラテン語まで、まとめて 総合的に比較しています。 文字、発音、語順、文法(名詞の性、 動詞や形容詞の変化)単語、そして、 ”呼吸について”、大まかですが、 縦横の表にまとめることにより、 また、少し新しい発見が出来るかも しれません。 特に、”呼吸について”は、これから もう少し踏み込んでみたいテーマで、 体との関係も分かるかもと、個人的に 期待しているのです。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ アジアの言葉を勉強するに当たっては、 複数の言葉を比較しながら、一度に 広く浅く勉強して、だんだん、肉付けを して深めていく方法を提案してきました。 雪だるま式の勉強法です。 複数の言葉、といっても、2つ3つ なら、まあ、あり得ますが、もしも、 一挙に11ヶ国語の勉強となると、 初めは、かなり浅い勉強になって しまいます。 この勉強法は、一般の語学でいう、 日常会話の習得とか、聞き取り等が 目的という勉強とは、少し異なって くることも確かです。 しかし、どんなに浅い勉強でも、これ ほどの数のアジアの言葉の比較という ことになると、それなりに色々新しい 発見もあるかもしれません。 ですから、今の段階では、アジアの 言葉を11ヶ国語、一度にマスターして みようと気負うのではなく、まず、 一つのアジアの言葉を学ぶ場合でも、 その周辺の事情を知っておこう、 という程度の気持ちで、これからの 日記に目を通してみて下さい。 なお、ブログでは、レイアウトの構成 などに制限があって、説明が簡単では ない部分もあるので、これからは、 下記のHPを併用し説明してみます。 アジアの国々の言葉の比較です。 また、このHPでは、アジアの国々の 歴史や、地理、気候もまとめてあるので もし、興味があって、必要でしたら、 その都度、それも参考にして下さい。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 今月は、文字について比較しました。 アジアの国々の文字の比較です。 英語のアルファベットに比べて、 はるかに複雑な文字体系を持つ アジアの国々の言葉ですが、丁寧に 調べてみると、何となく、まとまりが あることに気が付きます。 アジアの文字体系を、大きく分類すると、 1.中国を中心とする「漢字系文字文化圏」 2.インドを中心とする、「インド系文字文化圏」 3.アラブ諸国を中心とする、「アラビア系文字 文化圏」となります。 文字が伝播するには、 1.支配関係があったかどうか 例えば、ペルシア語の場合、言葉の 分類上は、「インド=アーリア語族」 ですが、アラブ(イスラム)に支配 されたのが原因で、アラビア文字を 使っています。 なお、韓国では、日本軍による占領時 日本語教育が強制されたこともあり、 漢字を読める年配の方は多いようです。 2.文化交流があったかかどうか 中国から、日本に伝わった漢字がそう です。当時の中国の高い文化を日本が 積極的に吸収した結果です。 このように、戦争などではなく、ある面、 友好的に、あるいは、文化のレベルを 上げるために、他の国の文字体系が使わ れることもあります。 3.地理的に近いかどうかなど ロシア語とヘブライ語は、文字体系が 全く異なりますが、形の似ている文字が あります。地理的以外の要素もこれから 見つかるかもしれません。 4.複合的な要素 インドネシアは、イスラム文化の 流入、そして、ポルトガルやスペインの 植民地の影響で、単語はアラビア語と 共通のものが数多くありますが、文字は アルファベットを使うなど、1と2の 複合のような形態のこともあります。 なお、インドネシア語は、マレーシア、 その他の小さな島々も含めて、マライ語と いう言葉の、地域的方言とも言えるので 表記はアルファベットですが、中身や 発音は東アジア的、という興味深い 形態の言葉でもあります。 今回は、ざっと、アジアの文字について 見てみました。 インド系文字文化圏(ミャンマーやベトナム などの東南アジアの国々など)では、インド発の デーヴナーグリー文字の変形ですので、まず、 タイ文字を勉強しておけばそれなりに、文字の 形から発音がイメージ出来ることがあります。 このように、アジアの文字は多様ですが、 勉強する前に、どの程度まで多様であり、 逆に、どの程度まで、お互いが関連して 似ているのか知っておくと、頭の中が 整理されて効率が上がってきます。 ちょっと、変わった勉強法ですが、 興味がありましたら、これからもどうぞ! (座り仕事が長くなり、腰痛が悪化した ような気もします!皆様もホドホドに!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月04日 14時28分16秒
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