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1953年のカンヌ短編グランプリ作。 野生の白い馬と少年の交流を描いている。野生の白い馬は、野生馬のリーダーで馬飼い達から追われている。その光景を偶然見かけた少年は、白い馬に魅かれてしまう。 一度は馬飼い達に捕まったものの、柵を壊して逃げた白い馬に少年は近づき、ついには心を許しあう友となる。しかし平穏なときは束の間、また馬飼い達が白い馬を捕まえに来る。白い馬と一緒に懸命に逃げる少年だが、ついには海に追い詰められてしまう。そこで少年と馬は。。。 モノクロでセリフはほとんどない。だからこそ、野生馬が集団で走ったり、馬飼いと白い馬の追いつ追われつのシーンの迫力と躍動感が際立つ。少年が小さなボートで進む姿や家族との一コマは詩的な感じを受ける。 50年以上前の映画でほんの40分間なんだけど、時代を越えて心を打つものがある。それが名作映画ってものなんだろう。デジタルリマスターで観られたことに感謝。 公式サイトはこちら 7/25 シネスイッチ銀座 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.27 08:26:54
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