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まてぃの徒然映画+雑記

2008.08.09
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カテゴリ:日本映画
重いっ、重すぎる。

日本から心臓移植にからむ臓器売買の情報を入手した南部(江口洋介)は、バンコクで情報収集を続ける。また恵子(宮崎あおい)はボランティアとしてタイにやってきて、ナパポーンが運営するNGOに参加するなかで、幼児買春からの子供救出に関わっていく。そして隠し撮りしかできないカメラマン与田(妻夫木聡)は南部の、バンコクでの取材に同行する。

バンコク、日本、チェンライを舞台に救いのない物語がすすんでいく。。。


目を背けたくなる、でも目をそらすことができない現実。貧困と欲望が顔を合わせたときに起きるおぞましい、気持ち悪くて反吐が出る行為。

やはり現地で深刻な問題になっているからこそ、ここまで恥部をさらけ出すような題材であっても撮影許可が下りるし、タイ側の協力も得られたのだろう。でもタイに何度も行って一ヶ月以上滞在したこともある身としては、直視することがとても難しい。

もちろん何が正しいかっていえば宮崎あおい演じる恵子であり、ボランティアのナパポーンなんだろうけど、正しいだけでは生きていけない貧困という現実がそこにある。国境の向こうのミャンマーから、あるいは地方の貧しい村から、あるいはバンコクのスラムから、自分の子供を売る親がいる。

そして、貧困につけこんで札束をふりかざす奴ら。その中には自らのおぞましい欲望を満たす奴もいれば、ただ我が子の命を願う親もいる。貧困と札束を結びつける役の一人、チットもまた幼児売春を経験したの生き残りで逃れられない世界にいる。きっと最後の手入れがチットの気色悪い外人どもに対する自分の良心の表現だったんだろう。


こういう社会派(っていうのもちと弱い気がするんだけど)で硬派なテーマの日本映画って久しぶり。梁石日の原作だけど、日本人ならここまで赤裸々で救いのないストーリーを書きえたかどうか。きっと自分の偏見なんだろうけど、何らかのバックボーンがあってこそ書くことができたんじゃないかって思ってしまう。

そしてよく公開までこぎつけたものだ。商業ベースじゃ採算にのらないだろうと勝手に心配するけど、阪本順治という名前で何とかなったのかな?

とにかく救いがない。闇を照らす光はどこにある?

公式サイトはこちら

8/7 109シネマズ川崎

闇の子供たち

(9/7追記)
話はまったく変わりますが、やはり心臓移植が必要な天晴くんという少年がいます。アメリカでの移植に向けて募金活動が行われています。詳細はこちら

クリックで救える命がある。






最終更新日  2008.10.26 21:16:21
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