まてぃの徒然映画+雑記

2009/10/09(金)23:59

グッド・バッド・ウィアード(試写会)

韓国映画(29)

満州の曠野を舞台にしたハチャメチャアクション! 韓流スターのイ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホが顔を揃えた豪華キャストはファンにはきっとたまらないでしょう。 一枚の地図を追うために線路を爆破して列車を止め、情け容赦なく人を殺していく馬賊のボスにイ・ビョンホン。そして賞金首のイ・ビョンホンを狙う賞金稼ぎにチョン・ウソン。たまたまビョンホンが止めた列車で強盗をしていたソン・ガンホ。この3人を中心に、追いつ追われつのアクション三昧。 たまたま地図を手に入れたユン・テグ(ソン・ガンホ)が、いろんな奴らから狙われる。当然ビョンホン率いる馬賊もユン・テグを追う。このビョンホンが凄まじい。意味もなく完璧な肉体美を披露するシーンがあるけれど、軽口をきいただけの手下や自分のパトロンを情け無用で殺してしまう。馬上ですら白い糊のきいたシャツと黒スーツを着こなして、アブない雰囲気を醸しだしている。 ソン・ガンホは完全に三枚目。銃撃戦のなかで壷をかぶって弾を受けたり、ウソンに捕まって逃げ出そうとしたり、お宝の場所の途中で女性に誘われてあやしげな建物にふらふら~っと入っていって、お約束どおり一服もられるシーンなど、お笑い担当も堂に入っています。日本軍に砲撃されながら荒野をバイクで逃走するシーンは、なぜか仮面ライダーを彷彿とさせました。あんなふうに爆発の中を走っててたイメージがあります。 ウソンは完璧に二枚目路線。あまり韓流スターの位置関係ってわかっていないのだけど、ウソン=正義の味方、でいいのかしらん。なんせライフル一つで馬賊とも日本軍ともやりあって、撃退してしまいます。ソン・ガンホのお笑い路線とは一線を画して、といっても並んで寝る場面ではガンホに一本とられてましたが、律儀にかっこいい男を演じています。 なんでビョンホンが執拗にガンホを追うのか、その秘密が最後に明かされるのだけど、それでガンホも結構かっこいい奴になったりします。なんかガンホが香港映画の林雪(ラム・シェ)の役回りとダブってきました。 ちょっとスクリーンから遠い場所で観たのが、難点だったかな。もっと前の大画面でど迫力を堪能したかったなと、もったいなく思います。 (10/9追記) 公式サイトで公開されている、インターナショナルバージョンでカットされたシーン観ました。3分足らずだけど、メチャメチャいいじゃん?こんなシーンがあちらこちらで編集されてるなんて、やっぱり完全版が観たいっ! 公式サイトはこちら 8/19 有楽町よみうりホール 『海角七号、ついに日本公開!』

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