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2009.11.17
カテゴリ：ライブ
 はなよりほかに  5月の東京グローブ座以来、半年ぶりの熊木杏里ライブは、新アルバム記念ライブ！去年の「ひとヒナタ」ツアーに引き続き会場は東京国際フォーラムホールCです。 ここ最近の熊木杏里はもう完全にスターの仲間入りをした感じで、新譜を出せば音楽雑誌にインタビュー記事が載るし、おっきくなったなあ、と改めて思いました。 ライブはまずバンドメンバーが定位置について、熊木杏里が最後に登場して『未来写真』から始まり。『未来写真』はアルバム『はなよりほかに 』のなかではけっこう元気な曲なんだけど、出だしだからか少し硬い感じ。でも2曲目、そして3曲目の『センチメンタル』と進むにつれて徐々に硬さも取れてきたのか、『センチメンタル』の後のMCで挨拶してからは、いつものように透きとおる声が響きわたる。自分的には『それぞれ』をやってくれたのが嬉しい気分。MCで丁寧に曲の説明をいれてくれたから、『雨が空から離れたら』や『最後の羅針盤』が友達への応援ソングだったんだ、と曲のできるきっかけを知ったり、大阪ライブの直前、前日か当日に突然『誕生日』を加えたんだってなったり、UFO話が飛び出したり。だいぶMCも安定してきましたね。昔の危なっかしい頃が懐かしかったりもしますが、今は今で落ち着いて見ていられるわけで。 『無から出た錆  』から2曲歌ってたようで、『長い話』は過去を1年毎に振り返った曲で、続きが聞きたいと思わせるつくりだけど、本人は「その後の私は楽曲に全部出ています」といっていて、確かにその後のアルバムをたどると熊木杏里の変化がはっきりとわかるから面白い。座って歌った3曲の選曲もナイスでした。弾き語りはずいぶんと上手になっていて、『一千一秒』とアンコールラストの『どこまでも』でピアノを披露してくれました。ますますこれからの飛躍を期待します。 今回は公演後にセットリストをロビーに貼り出してました。きっとリクエストが多かったんでしょうね。 セットリスト 未来写真 あなたに会いたい センチメンタル 花言葉 それぞれ 天使 春の風 （ここから座ってギターの伴奏で歌う） 長い話 woh woh（小田和正カバー） 誕生日 一千一秒（ピアノ弾き語り） （バンドメンバーが戻ってきて） 雨が空から離れたら 最後の羅針盤 今日という日の真ん中 こと snow 新しい私になって 君の名前 バイバイ （アンコール） やっぱり どこまでも（ピアノ弾き語り） 11/14 東京国際フォーラムホールC  無から出た錆  12/26からシネスイッチ銀座他で公開！  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2009.11.18 22:02:20
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