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まてぃの徒然映画+雑記

2009.12.30
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カテゴリ:台湾映画
2008年、台湾で公開されると尻上がりに興行収入を上げていって、ついには台湾映画史上1位、そして洋画を含めても『タイタニック』に次ぐ記録をたてて、「君は海角七号を見たか?」という言葉が挨拶がわりになるほど台湾で支持された映画ということで、かなり期待をもって観ました。

台北でミュージシャンになるという夢に破れて、台湾南端にある故郷の恒春に帰った阿嘉(范逸臣:ファン・イーチェン)は、郵便局の配達人という職を得るが、まともに仕事をせずにいつも郵便物を自宅に持ち帰ってしまう。その中にあった戦前の住所「海角七号」、小島友子宛の手紙に阿嘉は興味を持つが、黒い箱に入れられた恋文の束は日本語だったので、まったくわからず放っておいた。

恒春の町に日本から中孝介がやってくるというので、その前座バンド用に町民の中からオーディションでメンバーを選ぶことになる。中孝介のアテンドを日本から依頼された友子(田中千絵)は、その前座バンドの面倒も見ることになるが、ボーカル&ギターの阿嘉以外は素人同然の彼ら、当然最初からうまくいくはずもなく、阿嘉の新曲もできず、友子のイライラは募るばかり。

公演も差し迫ったある日、バンドメンバーの親戚の結婚式で皆が盛り上がる中、台湾語のわからない友子はひとり疎外感を感じ、酔っ払ったまま席を立って阿嘉の家に押しかけにいく。そのまま阿嘉の部屋で一夜を過ごした友子は、「海角七号」小島友子宛の手紙を読んで、戦後の混乱期に台湾から本土への引揚船の中で綴られた60年前の熱い想いを知る。阿嘉の曲作りのために、練習の合間に郵便物を手分けして配達しながら昔の住所「海角七号」に住んでいた小島友子を探すメンバーたち。阿嘉の曲は何とか出来上がるものの、「海角七号」は見つからず、中孝介の公演の日を迎える。。


かなり意気込んで行ったせいか、少し肩透かしをくったような感じでした。正直「えっ、これが台湾興収1位なの?」という思いです。ストーリーは、おらが町バンドの結成から公演までを軸に、台湾語と北京語、日本語が飛び交いながら、阿嘉の虚無感や友子の疎外感、そしてバンドメンバーたち茂おじいさんや馬拉桑などのユーモアを交えて、節目には投函されなかった恋文の朗読が入り、進んでいきます。

台湾先住民のことに触れているのもこの映画の特色でしょうか。友子がバンドメンバーにプレゼントする首飾りには、それぞれ意味が込められています。台湾語が普通に使われているのも驚きでしたね。町の人同士の会話はほとんどすべて台湾語です。これは、北京語がわかる人が映画を観ると友子の疎外感になおさら共感できるかもしれません。

事前の宣伝で、もう少し昔の手紙のことがストーリーに絡んでくるのかなあというか、当時のことと現代のことと、並行してストーリーが進むものと勝手に思い込んでいましたが、あくまで現代のおらが町バンドのお話でしたね。ただ、老人やホテルの清掃員が日本語を喋ったり、日本の歌を歌ったりと日本統治時代の面影は引きずっています。

「台湾映画史上1位」というふれ込みがなければ、いい作品でした、で終わるんだけど、過剰な期待をしていただけに、なぜ台湾でそれだけ大ヒットしたのか?という疑問が残ります。機会があれば、もう一度観てそのあたりを探りたいですね。

12/29 シネスイッチ銀座

kaikaku7
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最終更新日  2009.12.31 12:14:08
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