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まてぃの徒然映画+雑記

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2010.10.19
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カテゴリ:その他の映画
プリマス同胞教会の厳格な家庭に育ったウィルは、テレビや音楽、映画などの娯楽とは縁のない生活を送っていた。学校の授業でビデオを見るときも、その時間だけ教室から出ている。

そんな授業時間中に廊下に出ていたある日、問題児のリー・カーターと出会って、彼の家で映画『ランボー』を見てから、ウィルの生活は一変する。リー・カーターはシネマコンテストに出品するのが夢で、一緒に『ランボー』みたいな映画を撮影していく。

それはそれは楽しい日々で、日曜日の教会もズル休みしてウィルとカーターは映画を撮るが、空飛ぶ犬の撮影でトラブルを起こしてカーターが10日間の停学になっている間に、二人だけの秘密の映画は、フランスからきた短期留学生や上級生も加わって大所帯になっていた。カーターは上級生たちには馴染めず、監督のウィルとも対立するが、カーター抜きで始まった廃工場での撮影で事故が起きた。。。


二人だけで森の中や老人ホームで撮影しているところが一番楽しそうでよかったな。ランボー役に老人ホームのおじいさんを使ったり、アクションを森の中で撮影したり。フランスからの交換留学生が来たところは、最初は意味が全くわからなかったけれど、後半に映画製作で絡んでくるとは予想外でした。

ウィルの家は父親が亡くなっていて、母親と祖母、妹の4人家族なんだけど、教会に行っている男性が何かと世話を焼いてきて、完全に母親目当てで気持ち悪かった。ウィルが思い通りにならないと、破門をちらつかせて脅すし、最悪だな。

リー・カーターの家庭も複雑な事情があって、家族の愛情ってものをあまり感じずに生きてきたカーターが初めて兄以外に信頼を寄せたのがウィルだったんだな。口からでまかせの嘘を信じてくれて、一緒に映画を撮ってくうちに血の約束をするまでになったんだから。そこまで信じていたから最後のピンチでウィルを救うし、その後に泣きながら兄への思いを語るところが、兄貴の胸を打って映画の完成にまで持ってく力になったのだろう。

あの事故の後でもカメラはまわっていて、フィルムにすべてが映っていたというのが洒落ていて、作者の映画への愛情を感じます。ただ、ウィルの妄想に出てくるアニメーションはちょっと微妙だったな。唐突な感じがして、実写に被せてあるからどうしても違和感が拭えませんでした。

リー・カーターが脚を怪我してウィルの肩を借りる場面、最初は嘘の怪我だったけど、最後は本当の怪我で肩を借りるところが、二人の友情が本物になったことの上手い喩えになっていました。この一連の出来事を通じて、ウィルとリー・カーターはもちろん、ウィルの母親やリーの兄も、本当に大事なもの、家族を再確認できたんじゃないかな。

全体的には家族や宗教、学校など少し手を広げすぎて散漫になった感もありましたが、少年2人が映画を通して成長する物語、最後の映写シーンは微笑ましくもあり、感慨深くもあり、うまくまとまっていたと思います。

公式サイトはこちら

10/14 新橋ヤクルトホール

rambow
ランボー



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最終更新日  2010.10.21 00:11:48


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